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私の”火種”であり続けた人に会えた話

フラッシュを浴びる日々人の姿を見た時
聴こえた気がした 小さな音で
やる気はまた燃え上がる 何かをきっかけに
ゴールラインは次へのスタートラインだ
お前もそうだったんだろ…? 日々人……
火種を失くすな

南波六太 / 宇宙兄弟  37巻

もしよかったらこちら、「”小さなドア”に手をのばし続ける」を
読んでからご覧ください!

私の”火種”

私は高校生の時に「将来は宇宙と心理学をやるんだ!」と心に決め、
それを叶えるため現在博士課程で研究をしています。

ある日研究室で談笑していた時、ある人のお名前が挙がりました。
そう、私がいまの夢をもつきっかけとなった、
つまり”火種”となった「山口孝夫さん」です。

雑談レベルで名前が挙がる環境にいるのか…
と感動か驚きかよくわからない感情になりました。
と同時に、私が夢を見つけたときの気持ちが沸々とよみがえり、
(いつかお会いできる日がくるかもしれない…!)と胸が高鳴りました。

そして半年ほど経ち、また雑談の中でお名前が挙がりました。
この時は私の唯一の同志、つまり同じ夢を持つ友達との会話の中でした。
「2人で会えたらいいね」から「絶対会いたいね」に変わりました。

研究室のスーパー同期にお願いしたところ、
快く紹介してくださり、ついに私は連絡をとることができました…!


以前のnoteを読んでくださった方はお分かりだと思いますが、
私は高校生のとき、夢を見つけた喜びから山口さんにメールをしました。

覚えてくれているだろうか。
会えたら「あの時メールを送った者です」と感謝を伝えたい。
そんなことができる日をずっとずっと夢に見ていました。

今回の山口さんからの返信に、なんと私のことを覚えている旨の
メッセージがありました。(涙)
本当に本当に嬉しかったです。


そして…

先日、私と同志の2人で会ってきました。

憧れの方とのお写真

これまでどんなご経験をされてきたか、
宇宙心理学を志す私たちが今できることは何か、
これからの未来、宇宙と心理学がどう発展していくか、、などなど
過去・現在・未来のことを行ったり来たりしながらたくさん話しました。

山口さんがしきりにおっしゃっていたのは、
「自分は幸せな環境にいた」ということと、
「自分の時代とは違うけど、あなたたちも幸せだ」ということ。

時代が進んでいく中で、できることや求められていることは変わっていく。
山口さんは誰もやってこなかったからこそ自由に切り開くことができた。
私はそれが羨ましいとも思っていたけど、
私だって、人が月を目指す時代に生まれて、
隣には同じ目標を持つ仲間がいて、宇宙医学を志す同年代が何百人といて、
そしてこうして会って助言や共感をしてくれる偉大な先輩がいる。
それが当たり前ではなく、本当に幸せなことなんだなと気づかされました。

高校生の時から私は一度も”夢”が変わったことはありません。
今回その夢のきっかけをくれて、私の”火種”であり続けてくれた人に
お会いできてお話を聞けたこと、本当に良い経験になりました。
もっともっと真剣に宇宙に向き合おうと思えました。


山口さんとお話ししたあんなことやこんなことは、
これからの研究活動や宇宙開発へ貢献していく中で
皆様に還元していけたらと思います😊

最後まで読んでくださりありがとうございました!



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