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”小さなドア”に手をのばし続ける
人の人生にはいくつもの”夢のドア”がある
(中略)
”バカでかいドア”なんてものはない
小さなドアがいっぱいあるだけだ
手探りでも何でもいい
意地でも次のドアに手をのばし続けることだ
そんなことしてる間に気付いたら宇宙遊泳とかしてるかもよ?
宇宙開発に心理学から携わりたい。
そう思い始めたのは高校1年生のときだった。
私はド田舎の出身で、玄関の石階段に座って星空を眺めるのが日課だった。
ある日飛行機でも流れ星でもない、一定のスピードで進む光りを見つけた。
偶然いた近所のおじちゃんにそれがISSであり、そこに宇宙飛行士がいることを教えてもらった。
その日からなんとなく特別な想いで星空を見上げるようになったと思う。
高校生になったとき、「宇宙兄弟」のアニメを見始めた。
面白い。超面白い。宇宙やばい。
ISSを初めて知ったときの気持ちが胸の奥から湧き上がってきた。
どんどん沼にハマっていった。
小学生の時母に言われた「話すの好きだし臨床心理士とかいいかもね」
という言葉から”心理学”に漠然とした興味を持っていた私は、
文系のクラスに進むんだろうなと考えていた。
将来何がしたいだろう。
心理学には興味ある。
宇宙も面白い。宇宙って理系か・・・うーん・・・
特に進路を考えないといけない時期ではなかったが、高1のときなんとなく
ネットで「宇宙 心理学」と検索した。
そこで心理学的な観点から宇宙開発に関わっている人がいるということを知った。
これだ!!!!!!!!!
また私の胸が高鳴った。
その人の本をすぐに注文して読んだ。以下の本である。
宇宙飛行士の採用基準 例えばリーダーシップは「測れる」のか | 山口 孝夫 https://www.amazon.co.jp/dp/4041016479/ref=cm_sw_r_tw_dp_6DE81RYTD0SAAWR2R2B2
面白すぎる。
ああ、すごい。もうこの人になりたい。この気持ちを伝えたい。
そう思い、当時から衝動性の高かった私はアドレスを調べてメールした。
当時の返信は消えてしまったけど、その人からいただいた言葉に
「頑張ろう」と決意を固めた記憶は残っている。
私に”宇宙”と”心理学”を掛け合わせたキャリアを教えてくれたその人に、
大学進学が決まったときに2回目のメールをした。
奇跡的に一部のスクショが残っていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1658156230795-DOUYNX1EZR.jpg?width=1200)
見返してみると、ブライアンと同じ言葉をくれていた。
大学進学後も紆余曲折はあったが、常にこの言葉を思い出して進んできた。
これから
大学の学部時代、修士時代、そして博士課程の今。
楽しい思い出や、苦しい葛藤、
いつも目の前には”小さなドア”がたくさんあった。
”夢のドア”を開けるその日まで、
目の前の小さなドアに手をのばし続けることを忘れずに生きていきたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
大学時代の話、なぜ臨床心理学に専門性を置いたか、
現在の話などはまた気が向いたときに書きたいと思います😊
(サムネは大学受験の時に撮った写真でした🌎)