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共働きでパートナーに家事育児をしてもらうためには?成功体験から学んだ、2つのコツ


こんにちは!保育園児2人を育てながら、フルタイム会社員をしている、もり なつ です。noteではワーママのインタビュー記事(本業とは無関係のチャレンジ活動です)や、共働きをしながら子育てをする中で考えたことをお話しています。


私の周りでは、パートナーとのコミュニケーションに悩む人が山のようにいます。特に「パートナーにも家事育児をしてほしい!なのに、いくら相手に伝えても改善されない!」の声。

「パートナーにお願いしても喧嘩になるだけだから、家庭のことは私でやってしまおう」こんな思考になっていないでしょうか?

とか言ってる私にも同じ経験があります。その暗黒期は結構長かったし、今考えると伝え方も感情的で下手くそで、勝手にキレて大泣きしている妻でした。ですがこれじゃさすがにヤバいよね?と気づき始め、試行錯誤しながら夫婦での対話を重ねることでワンオペから脱出しました。


現在の夫との分担体制はこんな感じです。まず、平日の子供の朝支度や保育園送迎はすべて夫。残業は夫の方が多いので夜は私の頑張りどころですが、休日はまるっと全ての育児と家事をお願いし外出することが可能です。私も急でなければ残業可能です。保護者会などの子供行事も交代で出席。何より、この分担について、以前よりもだいぶ納得感があります。


「対話じゃ解決しないでしょ」っと思われてしまいそうですが、対話は超大事!物事を決めるのは対話がスタートだからです。今回は対話を通じてどうやって夫婦の分担を見直ししたのかをシェアします。夫婦の対話が全くできていなかった過去の私に向かって書こうと思います。

何事も対話がベース!

【対話のに】”言うだけ無駄!”の考えは一旦、置いておこう

「パートナーの会社風土は変えることができないんだから、話すだけ無駄」と思う人はいないでしょうか?私はそう考えていた時期があります。夫の会社は長時間労働が当たり前。男性社会。子供はいても子育て経験ゼロの人たちがゴロゴロいます。なので「私が仕事のキャリアを諦めるしかないんでしょ?」と思っていました。

確かに働き方は本人だけで決めることが難しく、勤め先の影響が大きいと思います。だけど「もっと育児して!家事して!」と怒っても、全く改善されない夫を見続けて、そもそも夫は私の気持ちを理解していないことに気が付いたのです。

会社の社風がうんぬんの前に、本人がやる気にならない限り、自分の働き方を変えるなんてできません。だからこそ、パートナーには自分の立場や気持ちを理解してもらうために対話が欠かせないと思うのです。パートナーが置かれている環境と、自分の想いを伝え理解してもらうことは別問題です。

独身であればキャリアは一人で好きに考えられますが、家族が増えたら家族でキャリアを考えないと実現は難しいと思いませんか?


【対話のコツ①】いきなり分担の話をせず、別視点から攻める

私がおすすめする対話のコツは、家事や仕事の分担の話からは決して入らない!ということです。

例えば、子供の将来像について話してみる、とかです。(友人はこの方法で上手くいきました)

自分:子供にどんな大人になってほしい?
相手:のびのびと健康に働いてほしいかな
自分:私たちは、のびのびと健康に働く姿を子供に見せれてるのかな?
相手:いや、全然健康的じゃないよね。仕事中心の人生…

こうやって対話をしていく中で、パートナーは子供にゆとりある生活をしている親の背中を見せたいと、働き方が徐々に変わり、最終的には夫がワークライフバランスが取りやすい会社に転職したそうです。凄い。

家事育児の分担話にはイライラするパートナーも、子供のためとなれば響く可能性がある!


【対話のコツ③】分担するメリットを数字で見せる。

ほかにも、お金を軸に話をする方法もあります。これは私の実例です。

自分:もし私が退職してパートになったら、生涯の所帯年収9000万ぐらい変わるけどどう?
相手:9000万を俺が稼ぐのは無理だよね
自分:そうだよね。実は、今の仕事より〇〇の仕事の方が向いているから異動したいと思ってるんだけど…
相手:確かに、今の仕事より向いているかもね
自分:自分にあう仕事の方が年収もアップするかも。だけど新しい業務に慣れるためには残業も必要なんだよね。

このように、お金とチャレンジしたい仕事の話をかけ合わして対話することで、徐々に夫は私の就業時間を確保するため家庭の時間を増やすようになりました。後から夫に聞きましたが、この対話で初めて真剣に分担について考えたようです(笑)

(参考記事)


対話はめんどくさい?やらない方が後々めんどくさい。

対話が面倒で、向き合いたくないと思うこともあります。いくら夫婦といっても、いや夫婦だからこそ…でしょうか。でも長い目で見れば、諦めずに対話続けることは価値があります。そして、対話をしないほうが後々めんどくさいことになります。なぜなら、家庭内のことを1人で抱えることには限界があるからです。

家事育児は短距離走ではありません。そして、家族はこの先何年も続きます。長期的に家族でキャリアを形成しようと思ったら、その場しのぎでは難しいと思いませんか?パートナーが変わることを諦めて、自分が家事のライフハック達人になり、職場にペコペコと頭を下げ、無理すればワンオペできるかもしれませんが、出来ても何も良いことはありません。

家事育児を一人で背負って疲弊したり空しくなる日々を「しょうがない」と諦めるのはあまりにも悲しと私は思うのです。対話は平等が目的ではなく、お互いが満足できる形で家事育児を分担する家族全体こと。お互いが充実した生活を送るために対話にチャレンジしてみませんか?


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