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ゆるミニマリストの僕が服装を整える話

はじめに

服装には気を配った方がよい。周囲に与える印象はもちろんのこと、自分自身の気分もプラスになるからだ。
だが、何を着ればよいのか、どのように着ればよいのか、どこで買えばよいのか、迷う方やわからない方も多いと思う。
そこで本記事の登場である。

服装を整える上で一番大切なことは何か。いきなり答えをお教えましょう。
答えは「シンプル」
これに尽きる。以下、シンプルな色や形、素材や組み合わせ、それらを実際に画像を交えながら解説していく。もちろん、ゆるミニマリストだけに紹介する服の数は少なめに。


まずは色。
シンプルな色といえば無彩色である。流行に左右されにくいので飽きがこない。彩度が0で派手にもならない。老若男女、誰でも着こなすことができる色だ。
もしも有彩色を着たいと思うなら、彩度は高めではなく低めの色を選ぶ。青なら水色ではなく紺色。赤なら桃色ではなく臙脂えんじ という具合に。

今から半世紀ほど前の新聞記事なので少し記憶が曖昧だが・・・
横浜元町のフクゾー洋品店の店主さんが、日本人が似合う色について質問されていた。店主が似合うとした色は2色。
灰色と紺色であった。なるほど、無彩色に彩度低めの色か。どちらもシンプルな色であり、日本人に馴染む色である。

色があれば柄はいらない。あくまでもシンプルに装いたい。
有名な「ジャムの実験」ではないけれど、24種類のジャムより、6種類のジャムの方が、実際に購入する確率が高いことからもわかるように、人間は選択肢が多すぎると、意思決定を回避してしまうようである。クローゼットの幅には限りがあるし、洋服選びに時間をかけたくない。
色があれば十分、余計な柄はいらない。

細かい話になるが、余計な装飾を施したボタンもいらない。さらに派手な色をした糸もいらない。白いシャツに黒いボタンに赤い糸などもってのほかである。白いシャツには白いボタンに白い糸。これぞシンプル。

最近はコーデを引き立てるために差し色を使わねば、という考えもあるようだが、まずはあくまでシンプルに。冒険するのは、ずっと後でよい。アクセントに使ったつもりがトンチンカンになったり、ぼやけたりとなるやもしれないのだ。

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