創業21周年記念の肉note(長いけど読んでね)
おはようございます。光山です。
本日11月15日は光山英明が東京 吉祥寺で飲食店を開業した日です。
お陰様で21周年を迎えさせて頂きました。
最初の店は、『わ』という店名にしました。
みんなで『輪』になりたい!
そんな想いからでした。
それは、関係者誰一人とも凹むことなく、誰かだけとんがることもなく、丸くならなあかんと思ってます。今もそう思ってます。
私が仕入れ金額を交渉に交渉を重ねて、値切り倒すことは絶対にあり得ませんし、関わってくれた皆さん(仕入れ先・スタッフ・店・私)に「キチンとした利益を絶対に提供すんねん!!」という気持ちからです。
ま、真面目な話しを長く書いても面白くないので、創業時からの失敗や面白いエピソードを書いていきますね。
振り返ったら、ホンマに思うねんけど、
ど素人がいきなり開業して、
21年ですよ!21年!!!
普通、続かないですよ。
奇跡しかないですわ。
西原理恵子姐さんの漫画にも出てますが、オープン当日、大阪から長兄が心配して手伝いにきてくれて、さらにお客さんも満席になるよう連れてきてくれたんですが、、、、
兄 「アキ、そろそろお米炊く準備したら?」
私 「兄ちゃん、どれくらい用意したらええのん?」
兄 「10合で!」 私 「10合???」 兄 「え??そこから??」なんとか10合ぐらいを入れ、米を研ぎ、、、
私 「兄ちゃん、これ水どこまで入れるん???手の甲が浸かったらええんかな??」
兄 「あのなぁ、、お前、、、」と、そんなスタートでした。
ちなみに、その日はお米は一膳も出ませんでした・・・。そして、その残った米の処理をどうしていいか、わからずそのままにして翌日を迎えました。(今、こんなんしたら私にどつき回されますw)
開店2日目の一発目のお客さんは、元プロ野球選手(次兄の先輩)家族が来てくれて、開店30分でその米が無くなりました・・・。
その時の私に営業中に米を研いで炊くことが出来るはずもなく、初日は一膳も出なかったのに、開店1時間後に来たお客さんが、ご飯ください!と言われ、即答で「売り切れました!」と言ってました・・・。(今これしたら私に殺されますw)そんな事をしてた私が21周年ですよ!!www
まだまだ、あります、、、。
最初の店は塩ホルモンの店でした。東京は豚モツ文化が凄いので、大阪の私は牛ホルモンで勝負しました。それも塩で!それには理由があって、美味しいタレ ホルモンで育った私ですが、あんなタレをどうやったら作れるかわからず、そこはすぐに諦めて、塩で勝負!みたいな感じになりました。それがたまたまウケてもたwww
そしたら、牛ホルモンを塩でなんて21年前の吉祥寺に全くなかったので、お客さんから「兄ちゃん、タレはないの?」とよく言われました。さっきも言うたように作り方がわからんわけですよ。たまーに、「塩だけでなく、タレも用意しないと売れないと思うよ!」とドンドン入ってくる方もいて、その頃の私は・・・「なんで、俺の店やのに、お前にそこまで指図されなあかんねん!アホかっ!」と心の中で思ったことを素直に口に出してました、、、そんな私が21周年。w
最初はずっと一人でやってたので、営業終わったら、疲れ果てて店の外で寝転んで空見ながら、発注とかしてたなぁ、、そのまま寝てしまったことも多々あり、、(傳の長谷川ちゃんが目撃者w)
忘年会シーズンの肉山で、6名予約の方が、どこでどうなったか、21名で来店してきたことがあったりw
『わ』で私がお客さんと喧嘩になり、外を連れ出して、スリーパーホールドをかけたら、お巡りさんがきて、「ここのオーナーは!?」と言われ、技をかけてる私が、「はい、、私です、、」と返事したことやw
肉山で白州シェリーカスクを飲み放題でバンバン提供してたり(今のネット価格30万円w)
真夏の『わ』の店内が暑すぎて、奥の席のお客さんが服を全部脱いで、パンツ一丁でホルモン食べてたりとかwww
色んなエピソードが山盛りあるわ。
創業の『わ』が21周年・肉山が11周年。同じ日です。
吉祥寺に来てから創業あたりのことを千聖にインタビューしてもらった記事です。
めちゃオモロいですよ!!
先週の肉noteでも報告しましたが、10月に光山英明感謝祭29LIVEを開催させていただきました。
創業の頃に思い描いていた『わ』は想像より遥かに大きい『わ』になっていて、嬉しい気持ちになりました。
めちゃ酔っぱらったけどw
最後まで読んで頂き有難うございます。
22周年に向けてさらに頑張っていきます。
光山
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