今押さえておきたい女性シンガーソングライター3選【2023年】
さて、今回は着実に音楽シーンを上り詰めている旬な女性シンガーソングライターを紹介します。
これは偶然なんですが、調べてみると3名とも年齢が同じでした。
でもおそらくルーツはバラバラで、独自性の強い皆さんです。
それぞれオススメ曲のリンクも貼ってあるので、是非一度聴いてみてください。
変幻自在の音楽性『カノエラナ』
一人目は無類のアニメ好きで知られるシンガーソングライターのカノエラナさん。彼女を知ったきっかけはとある動画サイトでした。なんとなくアマチュアの弾き語り動画を観ていると、再生数はあんまりだけど明らかに才能ありまくりな女性を発見。顔は映ってなかったけど、これでルックスもいい感じだったら引く手あまたやん、と思った瞬間は今でもはっきり覚えてます。
そこで試しに投稿者の名前を検索してみることにしました。僕と同じく彼女の才能を見抜いた人がいたとしたら、既にデビューしてるかもしれない、そう思っていたら普通にデビューしてました。まだデビューして間もないらしかったので、もう少し早ければオレがプロデュースしたのに! と思ったかどうかは忘れました。
さて、じゃあその子はどんな音楽演るんだい、のコーナーに移ります。
一言で言っちゃいます。色々演ります!
どういうことかと言うと、色んなジャンルの曲があって色んな歌い方を使い分けてるんです。土台はJ-POPなんだけど、J-POPの枠の中で好き放題やってるってイメージ。
彼女の曲を色々聴いていくうちに、この色んなスタイルチェンジは「挑戦」という含みがあるのではと思うようになりました。デビュー間もないとはいえ、なぜか異常に新鮮さを感じるのはそのせいかと。あとは歌詞が若々しい。世界観も固定されておらず、なんなら髪型もしょっちゅう変わる。「このメロディーよく使うなあ」と思ったこともない。僕の中でそれは超珍しかったりします。
というわけで音楽性を紹介しづらいアーティストなんですが、どうしても紹介したかったのでそのようにしました。オススメ曲は上京したての心情を描いたポップな曲です。カノエラナさんに関しては数曲聴いてから判断してほしいなとも思います。
深みのある低音ボイス『TOMOO』
二人目のシンガーソングライターはTOMOOさん。去年メジャーデビューしたばかりなんですが、活動歴は結構長いっぽいです。ギターではなくピアノを弾くタイプのシンガーで、Gingerという曲がスマッシュヒット。僕もその曲で知りました。
まず驚いたのが、そのルックス。女優としてドラマでヒロインやってるって言っても通用する天性のお顔をお持ちです。
そんな万人に受けそうなルックスでありながら、歌声はそうではありません。
低音で深みのある繊細な歌声は、良い意味でのルックスとのギャップになっていて、ポップな曲もバラードも、完全に自分のものにしてる感がすごい。
音楽をやるべくして生まれてきたんだなーとすら思わせるそのオーラや音楽性に、僕は安藤裕子を思い出しました。
YouTubeで単独ライブの配信を観たんですが、安定感が20代のそれじゃない、と思わず心の中で拍手をしました。
メジャーデビューしてからは曲のクオリティにバラつきがなくなって、まだまだ成長していくであろう彼女に期待が止まりません。
オススメ曲は1stメジャーシングルから。
文学的世界観と現代ロック『ももすももす』
以前ライブレポでも紹介したももすちゃんです。
知ったきっかけは、Syrup16gみたいなちょい鬱々としたバンド・アーティストを探していて、そういうバンドがまとめてある記事を発見したことでした。
紹介されていたのはメランコリック写楽というももすちゃんがいたバンドで、僕が見つけたときには既に解散してました。
さらに深く調べていくうちに、ソロデビューしていることを知り、全ての要素を好きになりました。いや、省略したわけじゃなくホントにそうなんです。
歌詞に関しては、描写は少なめで、言葉同士を繋げて刻みつつ、たまにキラーワード、みたいな言語化し辛いんだけどそんな構成が主流っぽい。表現のバリエーションが豊富で、掴みどころはないんだけど一本のストーリーにも思えるという点が、文学的と評される所以なのではと勝手に思ってます。
シクラメンという曲の歌詞は、こっち側の人間にはめちゃくちゃ刺さる。
分析してみると、僕が良いなと思った曲の共通点は、「サビが独立しすぎてない」という部分でした。おそらく、キャッチ―でメロディアスなサビの曲よりサビが主役とは限らないぜ! みたいな曲のほうが音楽性とマッチしやすいのでは、と思いました。この辺に関しては他の人の意見も聴いてみたいですね。
オススメ曲は前述したシクラメンにしておきます。歌詞が刺さる人はこっち側の人間ですおめでとう。
あ、今再生数がぐんぐん伸びてる話題の曲もあるのでそっちも貼っておきます。サビ始まりの曲っていいよなー。
いかがだったでしょうか。
音楽に関しての審美眼みたいなものは結構自信があるんです。
そして、音楽を作る側の視点も一応持っているので、初めての方は音楽を語れるシナリオライターとして僕のことを覚えておいてください。
あ、音楽関係ならノンフィクションでも書きたいかもしれません。っと、営業はこの辺にして、そろそろ締めます。
今回紹介した同年代のミュージシャンたちが、『今』という時代をどう潜り抜けて、どんな可能性を見せてくれるのか。楽しみになってきました最高ですという方はコメントとかも待ってますよ!
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