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結婚と「ケ」の美
無印良品に行ったら、とても良い本があった。
『ケの美 あたりまえの日常に、宿るもの』
「ハレとケ」という言葉。
「ハレ」は晴れの舞台というように、盛り上がりのあるとき。
一方、「ケ」は日常の生活のことである。
私は基本的にハレを嫌い、ケを好む。
でも、それがどうしてだろうと考えたとき、日常に美しさを求めるクセがあるからだった。
普段使っているもの、住空間、時間の過ごし方。
そういったものに価値を感じるのである。
恋愛・結婚というものもそうなのかもしれないとふと思った。
どちらもハレにフォーカスする気があるが、圧倒的にケの時間のほうが多い。
そのケの時間にいかに価値を見出すかが、日常生活を楽しむエッセンスがあるように思うのである。
(と、嫁が起きてそうそう踊りだしたのを見て、幸せだなぁと思った次第である)