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【フロストヘイヴンレポ】開封とシナリオ#0をプレイする
2020年に当時最大級の重量を誇ったボードゲーム「グルームヘイヴン」を購入した。仲間を集めてプレイをした後、果てしないものを始めてしまったと後悔すら感じた。
そこがグルームヘイヴンへの入り口であり原点。
それから2023年までに「グルームヘイヴン」「拡張:解明篇 忘れられし輪」「獅子のあぎと」とクリア。
後悔から始まったものは、いつの間にか続きに続き最も間違いなく最もプレイ時間が長いアナログゲームになった。
そして2025年、最新作である『フロストヘイブン』が開始。
プレイしていた仲間を呼び戻し、これからまた長く続くだろうゲームが始まった、という導入からこのレポートを始めようと思います。
⓵開封と整理に1時間半
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フロストヘイヴンは「獅子のあぎと」と同じく収納ケースが付属。基本セットの時は無かったので別途でケースなどを購入していたけど、これは助かった。モンスターコマなどを収納する袋などもあり、整理の仕方を細かく手順に従って教えてくれる。
個人的に感じた問題点は以下。
・マップの収納
マップはただ重ねて収納する形になるので、劣化が気になるなら
別の収納ケースやファイリングで外で管理するのがオススメ。
・スリーブ
ミニユーロサイズのスリーブが入るカードだが、収納ケースに
ハードスリーブで入れるとかなりキツイ。カードが折れ曲がったりする
可能性はあるので、触る頻度が高いカードはスリーブにいれて無理に
入れずに管理するようにした。
⓶キャラクター決め&チュートリアルシナリオ#0をプレイ
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開封と整理に約1時間半ほど。ここからプレイヤー別でキャラクターを決めることに。説明書には難易度が書かれていたがそこは無視。キャラ性能などもそこまで情報をいれず感覚で決めることに。
そしてキャラクターの「個人クエスト」を引き、パーティーからの引退条件を設定した。
他のメンバーが選んだのは・・・
「人間のバナー・スピア」
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「ヴァルラスのデスウォーカー」
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「ハロワーのジェミネイト」
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自分は今回、
「クワトリルのブリンクブレード」
を担当することになった。
このゲームの面白さの一つは実際にそのキャラを触らないと楽しさや苦悩が本当にわからない所。
なので必然とレポートでは「ブリンクブレード」の目線が多くなる。
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「ブリンクブレード」は近接攻撃をもつ暗殺者キャラ。
"刻時装置"というもので時間の流れを操り、素早く動けるが代償が伴うという設定。
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ブリンクブレードの「能力カード」には「先制」(左側・グリーン)
「遅滞」(右側・オレンジ)の2種類のアクションが記載されており、
各ラウンドでは「先制」か「遅滞」どちらの能力を実行するかを選ぶ。
「先制」は「刻時トークン」を使い素早いアクション。
一方「遅滞」では強力なアクションはできないが「刻時トークン」を補充できる。初期状態で最大2つまでしか「刻時トークン」を保持できないので、「先制」「遅滞」のタイミングが難しい。
公式サイトにも難易度最高峰とか書かれてる。
「能力カード」に記載されているアクション・行動順位などの情報数は、他クラスのほぼ2倍であり、それを読んで判断をする必要があるため、「ブリンクブレード」のプレイ難易度はフロストヘイヴンで最高峰です。
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今回、グルーブヘイヴンに馴れていない新メンバーもいたため、ルールを確認するためのチュートリアルシナリオ#0「雪の中の咆哮」をプレイすることに。
使用できる能力カードが限定される中で雪の中で恐狼を全滅させるというシナリオ。以前は敵を倒すと旧貨幣トークンを生み出していたが、今作から「戦利品トークン」に変更されている。
「戦利品トークン」を得るとそのシナリオで決まった枚数の戦利品カードの山から「旧貨幣」「素材」などがランダムに引かれる。金を得るか、素材を得るかは運次第。素材に関しては、この時にはまだ何に使うのかは説明がなかった。
どうも最初はキャラの癖に馴れていく作業になるため、自分のターンで上手い立ち回りはできない。何もせずにターンが終わるのもしばしば。
このゲームは敵の動きを予測しつつ、味方の動きも予測しないといけないのでコンボを狙うのは非常に難しい。
「獅子のあぎと」ではお互いのチームワークを作るようなキャラクターが基本だったが、フロストヘイヴンではグルームヘイヴンと同じく1匹狼の集まりがチームワークを生み出すのでゲーム性が少し違う。
③シナリオ#0クリア
逃走と攻めるタイミングの見極めに翻弄されながらなんとかシナリオをクリア。手数は多くなるものの、協力プレイなるものはまだまだ見極めが難しかった。
他のメンバーは自分の目線で見た情報で言い表すと、
「バナー・スピア」は味方に隣接すると範囲攻撃が出来たりするサポートキャラであり主人公っぽい。
「デスウォーカー」は影トークンという特殊なシステムを使用して遠距離攻撃や、ワープ移動をする影使い。
「ジェミネイト」は蟲の群体で2重の意識があり、転移というシステムで
自身の形態を入れ替えるキャラ。近接攻撃や遠距離攻撃などが形態で変わるっぽい。
このバラバラ感でも意外と頑張ればいけるのがこのゲームの面白い所。
とりあえずチュートリアルで勘を取り戻せたのはよかった。
④時間切れのシナリオ#1はまた次回
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シナリオ#0が終わり、そのまま#1にも挑戦。
しかしこの時点で残り1時間強。グルームヘイヴンをやっているとわかるが
とても初見でクリアできる時間はない・・・でもプレイ。
とりあえず途中で切り上げ、#1のレポートはまた次回に。