
【いわさん企画】#1「1日30分、本来やりたい重要な予定を入れる」を深掘りする
「ワーク・ライフチャレンジ~未来をひらく私たちの働き方~」
☆note企画☆
この企画は、Podcast番組「ワーク・ライフチャレンジ」ゲストの方による「今日からできる!一つのアイデア」を、『いわさん』が深掘りしていくnote企画です。
あくまでも私見ですので、ゲストの方の想いや見解とは一致しない内容もあるかもしれませんが、チャレンジ内容の理解を深める一助になれば幸いです。3分程度で読めて、参考になる!そんな記事を目指します。
「ワーク・ライフチャレンジ」を応援いただいております、株式会社ワーク・ライフバランスが推進する働き方改革は、日々の小さな取り組みを積み重ねることで、一人ひとりが理想とする働き方を実現するサスティナブルな社会を目指しています。
このnote企画が、読者の方にとって、より充実したワーク・ライフを実現するためのヒントとなることを願っています。
🔽プロフィール
岩下 宏文(いわした ひろふみ)
長野県在住。地元地銀勤務後、関連会社にて人事制度コンサルに従事。株式会社ワーク・ライフバランス、認定上級コンサルタント。2023年、自身で一般社団法人LIFEイノベーションを設立しプロボノ活動中。
前川さんのアイデアを深掘りします!
初回は、Podcast番組「ワーク・ライフチャレンジ」の制作者・前川美紀さんの一つのチャレンジ、『1日30分、本来やりたい重要な予定入れる ~1日30分から始める朝活~』を深掘りします。
なお、深掘りしていく切り口は、このアイデアはこの点が素晴らしい!こんなことが気になった!名経営者・著名人・学者なども同じような事を言っている!などです。『いわさん』視点で、一つのチャレンジを解説します。
「Ideas to Start Today企画」から産まれたnote企画です
Podcast番組「ワーク・ライフチャレンジ」記念すべき第1話で、前川さんが「今日からできる!一つのチャレンジ」として、「1日30分、本来やりたい重要な予定を入れる」を紹介しました。
前川さんは「この1日30分、実は朝にその時間を作って、ワーク・ライフチャレンジの企画や制作を進めています。」と、話しています。そして、この活動を「1日30分から始める朝活」と名付けて広めていきたいと、思いを語っていました。
2025年2月の番組では、「今日からできる!一つのアイデア」Ideas to Start Today企画 第1弾として、前川さんの「1日30分から始める朝活」について、振り返りが行われました。このnote企画は、その際に産まれました。

いわさん深掘り①「本来やりたいことをやる」とは
本来やりたいことは、なかなかできないものです
この取り組みで、まず共感したのは、「本来やりたいことをやる」という点です。やりたいこと、やるべき事、これを優先したいと思いながら、なかなか実行できない。これは、多くの人が感じている事です。
生活も仕事も、重要度と緊急度、難易度と効果など、さまざまな条件に縛られており、本来やりたいことに時間を割けないと感じて、悩んでいる人は多いはずです。多くの人が感じる悩みを、ストレートに採り上げていることに共感しました。
スティーブ・ジョブズの言葉より
そこで選んだのは、アップル創業者のスティーブ・ジョブズの言葉です。「今日が人生最後の日だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか」 If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?
これは、2005年に行われた、スタンフォード大学卒業式でのスピーチで語られた言葉だそうです。
前川さんの「30分本来やりたい重要な予定を入れる」という、一つのアイデアは、そこまで重い話ではないかもしれませんが、本当にやりたい事を優先するという考え方は、共通していると思います。
「人生最後の日だとしたら」と考えることで、自身の真の想いや価値観などに、フォーカスすることができます。緊急度・難易度・効果などの諸条件や、思い込み・とらわれなどのフレームを外して、「本来やりたいこと」に取り組むことができるのではないかと考えました。
ちなみに、ジョブズのみならず、「今日が人生最後の日なら、あなたはどうするか?」と言った意味の言葉は、多くの偉人や著名人が残しています。
いわさん深掘り②「30分の意味を考える」
30分単位を繰り返す、ポモドーロテクニック
次に、30分という時間について考えてみました。ちなみに、前川さんは、30分早く起きるのが精一杯で、「単純に区切りのよさもあって、30分と決めたと」話していました。
30分という時間管理法の有効性については、科学的根拠に「ポモドーロテクニック」があります。
ポモドーロテクニックとは、25分間の集中作業と5分間の短い休憩をセットにして繰り返すことで、集中力を持続させる方法です。人間の脳は長時間の集中作業には限界があり、一定時間が過ぎると集中力は急速に低下してしまいます。適切な休息が生産性向上に役立ちます。時間を30分と区切って、前川さんがやりたいことを行うことで、結果として集中力を引き出すことに繋がっているのだろうと考えました。
30分を見積もる目安を持つ
AIに聞いてみると、「30分で話せる量」と「30分で読める量」は、次のとおりです。
AI回答:平均的な話す速度は、1分間に約100~150文字。30分で話せる文字数はおよそ3,000~4,000文字となります。平均的な読む速度は、1分間に約200~300文字。30分で読める文字数はおよそ6,000~9,000文字となります。
回答にある数字はあくまでも目安です。個人差もありますし、話す内容や読む内容によっても異なります。自分なりの目安を持っていることで、30分でどこまでできるかを見積もることに役立ちます。
わたしの場合、30分間で説明する場合、説明するスライドは「パワーポイントで●●枚」という、自分の目安を持っています。そこに、「参考スライド」を追加します。これは参考資料であり、説明では言及しない予定のスライドです。これだけは必ず説明するというスライドを説明しながら、進捗に応じて「参考スライド」にも言及することで時間調整をしています。
30分での分量の目安があることで、60分・90分・120分など、説明時間に応じた資料作成をする際に役立っています。
いわさん深掘り③「朝活を考える」
ベンジャミン・フランクリンの言葉より
朝活を賞賛する言葉として、アメリカの政治家で「アメリカ合衆国建国の父」と呼ばれる、ベンジャミン・フランクリンの言葉をご紹介します。
「早寝早起きは人を健康にし、裕福にし、賢くする」という言葉です。
Early to bed and early to rise, makes a man healthy, wealthy, and wise.
「朝活は自己成長や生産性向上に効果的だ」ということは、多くの人が感じるところです。前川さんは、この活動に「朝活は学びと創造の習慣」というタイトルを付けています!25年2月の番組中では、朝活派・夜活派といったことも、話題となっていました。
ベンジャミン・フランクリンの言葉の、「健康に」という部分は、誰もが納得する部分でしょう。それに加えて、「裕福に」「賢く」という部分が、『朝活』という取り組みのメリットだと感じ、ご紹介しました。
以上、今回の「今日からできる!一つのアイデアを深掘りする!」でした。
Podcast番組「ワーク・ライフチャレンジ」は、1名のゲストについて前編・後編の2週間で採り上げています。このnote企画は、番組の進捗に合わせ月2回程度のペースで、これまでの「一つのチャレンジ」を選んで、深掘りしていく予定です。
では、次回の記事をお楽しみに!
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🔽似顔絵イラスト
大家 三佳
東京在住、京都造形芸術大学卒。子育てをしながら、水彩画、ドローイングを中心に人、食べ物、動物を描くイラストレーター。パッケージやポスター、グッズなど幅広い分野で活躍中。透明感のある優しいタッチで、日常の風景や人物を描く。ペーターズギャラリーコンペ2014 宮古美智代さん賞受賞など。
note企画/執筆:岩下宏文(一般社団法人LIFEイノベーション代表理事/認定上級ワーク・ライフバランスコンサルタント)
Podcast番組/プロデュース・編集・インタビュー:前川美紀(ワーク・ライフチャレンジ プロジェクト代表/ブランディングディレクター)
Podcast番組/note編集・出演:松本美奈子(次世代こども教育コンサルタント/認定ワーク・ライフバランスコンサルタント)