私の心に残るゲーム「メタルギアソリッド」シリーズ
こんにちは! 猿田信司です。
今でも私の心に残っている、
素晴らしいゲームである
「メタルギアソリッド」シリーズのお話しです。
私が、初めてプレイしたのは、
PS2でやった「メタルギアソリッド2」でした。
元々は、「メタルギア」という
MSXというパソコンのゲームが始まりです。
ファミコンのようなゲーム、
と言えばわかりやすいでしょうか。
それが、プレイステーションで、
新しくシリーズ化されたのが、
「メタルギアソリッド」シリーズです。
メタルギアソリッド2
「メタルギアソリッド」については、
有名だったのもあって、プレイする前から
多少の知識はありました。
主人公は「スネーク」という名前で、
隠れながら進むゲームらしい、
くらいは知っていました。
しかし、実際にやってみると、
メタルギアソリッド2は「雷電」という
イケメンキャラを操作するゲームでした。
「アレ? 聞いてたのと違う?」
なんでも、海上プラントをテロリストに占拠されたので、
解決のために海から潜入するというお話しでした。
メタルギアソリッド2は、後のシリーズから見ても、
ものすごく便利な「ソリトンレーダー」
というシステムがありました。
近くの敵がどこにいて、どの方向を向いているのか
が一目でわかるんです。
敵の見てない方向から近づいて、無力化できる。
私は、低難易度でやりましたが、おそらく便利すぎるから、
その後のシリーズでは「ソリトンレーダー」は
無くなったんじゃないかと、
私は思ってます。
途中、スネークらしき名前が違う人が出てきたり、
中ボスを倒したりと、なんやかんやあって、
ラスボスを倒した後のことです。
30分くらいのムービーがあったんです。
正直、ラスボスと戦っている時間より長かったです(笑)
初めて見た時は、驚きました。
ゲームをクリアしたはずなのに、
ムービーがなかなか終わらない(笑)
なんというか、映画のエピローグを見ているような感覚でした。
思い返すと、ゲームをプレイしている間も
映画をプレイしているような感覚もありました。
クリア後、タンカー編というのが解放され、
そこでやっとシリーズの主人公、
「ソリッド・スネーク」を操作できるようになりました。
タイトルにもなっている、巨大ロボット兵器「メタルギア」の
新型が開発されたという情報から、輸送されているタンカーに侵入する
というお話しでした。
タンカー編もクリアしましたが、終盤に、
大量の兵士が演説を聞いている中を
隠れながら進む所があるのですが、
バレたとき、一斉に視線が集まるのが面白かったですね。
私はクリア後も、何回も何回も、
メタルギアソリッド2をプレイしました。
無駄に懸垂して、握力を最大まで上げたり、
ある程度、ストーリーを理解しました。
しかし、ソリッド・スネークの活躍もあまりなく
人間関係とか、いまいちわからない所がありました。
「よし、最初のメタルギアソリッドもやろう!」
私は、前作である「メタルギアソリッド」
もやりたくなりました。
メタルギアソリッド
メタルギアソリッドの最初は、
初代プレイステーションで発売されていました。
お話しとしては、アラスカのシャドーモセス島が、
FOXHOUNDという特殊部隊に占拠され、
核兵器廃棄所も占拠されてしまい、
人質も囚われてしまった。
「ビッグ・ボスの息子たち」を名乗る敵は、
「ビッグ・ボス」の遺体を引き渡さないと、
核兵器を発射する、と脅している。
ソリッド・スネークに、人質救出と、
核兵器を発射させないよう、テロリストの武装解除をする
という依頼が来るという感じです。
そんなの一人でできるわけない!!と思いますがゲームなので(笑)
ちなみに、「ビッグ・ボス」というのは、
MSXの「メタルギア」「メタルギア2」のラスボスです。
しかし、PS2で2をやってからだったので、
画像のきれいさや、プレイ感覚があまり良くなくて
ものすごく難しく感じました。
低難易度のはずが、最初のステージで死ぬ死ぬ。
最初は全然先に進めませんでした。
ゲーム自体もCD二枚組のゲームなので、
ボリュームがものすごくありました。
そして、やっていくうちに、
私はハマっていきました。
正直、2より面白い!
最初の「メタルギアソリッド」をやったことで、
「メタルギアソリッド2」のお話しも
かなり理解できるようになりました。
メタルギアソリッドシリーズ
メタルギアソリッドシリーズは、
その後、メインストーリーは5作目まで作られました。
そのほかにも、派生するゲームも何作か作られました。
どのゲームも大ヒットし、「ステルスゲーム」
というジャンルができたくらいです。
何よりすごいのが、メタルギアソリッドシリーズが
一つの物語になっているところです。
時系列は前後するのですが、「メタルギア」を含め
一つの大きなストーリー、言わば「メタルギアサーガ」
になっているんです。
「メタルギアソリッド3」は、「メタルギア」のラスボス
「ビッグ・ボス」こと「ネイキッド・スネーク」が主人公で、
「メタルギアソリッド」よりかなり昔の話です。
なぜ、「メタルギア」で「ビッグ・ボス」がラスボスになったのか
その片鱗が理解できるようになっています。
「メタルギアソリッド4」は、主人公「ソリッド・スネーク」の
最後の話で、「メタルギアソリッドV」はもう一人の「ビッグ・ボス」
の過去の話です。
なぜ「メタルギア」と「メタルギア2」で
両方とも「ビッグ・ボス」がラスボスとして出てきたのか、
その謎が明かされます。
このように、ある程度シリーズをプレイしないと、
理解できないストーリーになっているので、
「メタルギアソリッドシリーズ」は人を選ぶゲームになっています。
それぞれ、ゲームそのものも面白いのですが、
ストーリーを理解すると、より一層面白く感じます。
本当に、シリーズ化された映画を
ゲームとしてプレイしているような感覚で、
私も、今までに感じたことがない感覚でした。
以降は作られなかったメタルギアソリッドシリーズ
メタルギアソリッドシリーズは、それ以降作られませんでした。
なぜかというと、「メタルギアシリーズ」の原作者と言っていい
「小島秀夫」監督が、メーカーのコナミを退社したからです。
コナミと方向性が合わず、事実上、退社させられた形です。
この時は、世界的にコナミを非難する声があがりました。
その後、コナミは「メタルギアサヴァイヴ」という
「メタルギアソリッドV」のシステムだけを流用した
ゲームを出しましたが、世界中から大ブーイングを受けました。
退社後、小島監督は、ソニーエンターテインメントに拾われて、
「コジマプロダクション」を立ち上げ、
2019年に「デス・ストランディング」という
新しいゲームを発売しました。
もう、「メタルギアソリッドシリーズ」は
作られることはないのでしょうが、
ストーリー的に完結しているので、仕方ないですね。
しかし、「メタルギアソリッドシリーズ」は
私の心に今でも残るゲームになりました。
もう初代プレイステーションなんて持っていないのに、
「メタルギアソリッド」のゲームは今でも持っています。
なぜか、捨てられないんです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。