制御リレーの話

仕事で機械の簡単な修理をすることがあります。
駆動部と電気系の故障がありますが、電気系でよく壊れるのがリレーだと思います。

リレーの良いところ

リレーは電動のスイッチです。何のためにそんな事をするかというと、次のような利点があるからです。

1.コンピューターの出力や小さなスイッチ、センサーの出力などの小さな電力で大きな電気のオンオフができます。
2.リレーを動かす回路とリレーの接点は電気的に絶縁できるので、回路を切り離すことができます。
3.仕組みが簡単で、ソケット式なら差し替えるだけで交換できます。
4.出力を入力につないだり、タイマーなどと組み合わせたりすることで自動制御の回路を作れます。

リレーの欠点

リレーは繰り返し動作することで、接点が消耗したり汚れたりして接触不良を起こすようになります。
特に大きな電流を流す用途や、微小な電流を制御する用途に使うと早めに異常が出るようです。
特に大きなリレー(電磁接触器)は頑丈ではあるものの、何年も使うと交換が必要になります。無理に使うと不良接点が過熱して危険な場合もあります。
また、制御回路をリレーで作る場合も数個程度までで、それ以上になるとPLC(コンピューター)などを使う方がメリットが多いようです。

まとめ

欠点もありますが、リレーが昔から使われ続けているのはメンテナンスがし易いからだと思います。
接点は消耗するものの、交換すれば長く使えるのはいいですね。
壊れやすいリレーはメーカーに聞いておいて、スペアを買っておくのも良いと思います。

とにかく安全がまず第一ですので、メーカーと相談しつつメンテナンスなさるのが良いと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました😀



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