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時空ってなんだろう?

半年前ぐらいから、何となく空間の歪みについて考えていた。
素人のおじさんの、専門家から見ればめちゃくちゃな考えかもしれないが、考えるのは自由だ。
きっかけは、YouTubeの、分かりやすい科学解説動画からだった。

相対性理論は難しいから、高速で移動する物質の時間が遅れるとか、重力で時空が歪むとか、中々理解できなかった。
それでもブラックホールの近くでどのように時空が歪んでいるのか考えていて、ある可能性を思い付いた。

それは、ブラックホールの近くで時空が歪んでいるのなら、そこは遠く離れた地球からの見た目の空間の広さより実際はずっと広い空間が広がっているのではないかということだった。
それはまるで、地球上で地平線は果てではなく、やはり空間が広がっているようにである。
それは、地球が球という3次元の構造だからで、同様に宇宙空間が3次元を超える空間なら、空間の広さに濃淡があっても不思議ではないと思う。

そのように考えると、空間とは何かという疑問が湧いてくる。
そこである仮説を立てた。

まず空間を構成する最小単位のキャリアの存在を仮定し、これを仮に空間セルとする。
空間セルはプランク長の大きさで、あらゆる物質はこれらの中に存在する。

また、空間セルはプランク時間で消滅し再生成する。
この時、分裂や消滅することもあるとする。
この再生成を物理現象の一コマとし時間が進む。

各空間セルは結合し、3次元以上の空間を構成する。
物質の移動は空間セル同士のエネルギーのやりとりにより成立する。
つまり、様々な素粒子も空間セルから見れば情報のようなものであり、空間セルはまるで現実世界のメモリのような存在である。
また、強い結合力や弱い結合力や電磁気力なども、空間セル同士のエネルギーのやりとりにより成立していると考える。

このように考えれば、光速に近い速度で移動する物質の時間がゆっくりと進むことや、離れた空間に、時間の同時が成立しないことも不思議ではない。

また、広がり続ける宇宙でダークエネルギーの密度が変わらないこともまた、自然に思える。

強い結合力などが質量を生み、それが物体の動きにくさと重力を生むことも、空間セルの相互作用と考える事ができる。

これ以上の事はまだ考え付かないけれど、空間セルが遠く離れた空間セルと、もし結合しうるなら、その場所は近いことになり、すなわちワープの可能性を考える事もできる。
ただしこの考えでは、時間が巻き戻ったりパラレルワールドへ移動したりは出来ないと思われる。

私たちには空間が一様であるとの思い込みがあるがそうとは限らないし、重力で時空が歪むと言われているのだから、このようなことがあっても不思議ではないと思う。

摩訶不思議な宇宙空間を、人類はどこまで解明できるのだろうか?
未来のことはわからないけれど、自分の考えられる範囲で人類の繁栄を願うし、今多くの人の幸せを祈ります。

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