2020.10.30 もう10月も終わる

すっかり更新の間があいてしまった。
書きたいことは日々たくさんあるのだが、私は新しい挑戦でパソコンの資格をとろうと勉強中、テキパキが苦手なもので時間配分が難しい。
この先、働きに出られる見通しが立たないので、なんとか在宅での収入方法を画策しているところ。

娘は相変わらず波があり、頑張ってしまうと落ち込む、の繰り返し。夜は悪夢をこわがりなかなか布団に入るのが辛そうだが、次の日を考えてなんとか就寝する。
授業はやはりほぼ出られず、部活のみなんとか参加し時々休む、という感じ。

だがここ最近、周りの友だちは進路が決まった子が多く、部活の大会への取り組みがひと段落したところで一度ガタンとおちた。
先日の夜、様子がおかしいなぁと思っていると、
「私って何かなぁ?学校が終わったら何にもない。学生でもないし就職してない、高卒じゃないから仕事もない。何の役にも立ってない。生きてる意味あるのかなぁ…」
と。
役に立ちたいなら今はまだお休みが必要で元気が出てきたら何かすれば良いし、そもそも生きてるだけで頑張ってるし居てくれるだけで良いんだよ、などと声を掛ける。が、こんな時はどんな言葉を掛けても効果はない。娘の気持ちを吐き出してもらうほうが良いと思い、聞き役にまわる。

「なんで皆と同じにできないの?おかしいの私?もう全部嫌になる。自分が嫌い。生きていたくない…」
と声をあげて泣く。私も涙が出てくる。背中をさする。

小一時間は泣いていた娘。目を腫らしたままひとまず落ち着く。
服薬して就寝する。

そりゃ焦りもするだろう。皆は卒業、新生活で活きいきして見えるのに、自分は卒業すらできないし次に何をすれば良いのか途方にくれて、役に立たないとみじめな気持ちになるのだろう。
娘は自分で調べて高卒認定の取り方など分かっているし、その勉強はしなければ、と思っているようだが、それでも不安は拭えない。

立場は違うが、私が産後にうつっぽくなった時も、
「周りの母たちはうまく家事も育児もしているのに、私は何も出来ていない。頭が回らないし忘れっぽくなって、体が重くてやる気も起きない。仕事なんてできるはずがない、社会の役に立てるはずがない。もう私なんか価値は無いんだな。」
などと重苦しい気持ちの日々だった。
その時の私よりももっと娘は辛いのだろう。

娘は次の日からまた同じように部活のみ登校する。
調子がおかしいなと感じたら自分から薬を飲むと言えるし、自分の気持ちの動きをよく観察しているし、気圧や台風のチェックも欠かさない。
昨年の症状が重かった時を思い出し、今の状況と比較したりして予測を立てている。
偉いな、と素直に思う。

学校が終わったら旅しよう〜どこが良い?と話し合って気持ちを盛り上げている私たち。
楽しいことをたくさん想像して、無理なく生きていきたい。