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あなたにチョコを・・・<Ganache>
今回はノスタルジック?な感じで・・・。
投げ銭なので、最後まで美味しく頂けます♪
U<ゆう>と初めて遇ったのは、桜の樹の下。
儚げなその姿に、反射的にシャッターを切った「清明」。
目が合って、微笑んでくれた、U。
そして、私達は、同じクラスになった。
X<かい>と初めて遊んだのは、近くのゲームセンター。
リズミカルに踊る姿に、知らない人も拍手喝采した「穀雨」。
すごいすごいと連呼したら、照れ臭そうだった、X。
そして、私達は、親友になった。
K<けい>と初めて泳ぎに行ったのは、温水プール。
折角だからと、3人で水着を買いに行った「小暑」。
わたしが選んだ水着に、ちょっと恥ずかしそうだった、K。
そして、私達は、ちょっとだけ大人になった。
UとXと初めて旅したのは、歴史ある温泉街。
2人のかわいい浴衣姿に、思わず見惚れてしまった「白露」。
とても画になるUと、元気過ぎてちょっとキワどいX。
そして、私達は、ずっと一緒にいたいと思った。
XとKと初めて喧嘩したのは、つまらないことがきっかけ。
私が意地を張って、素直に謝れなかった「霜降」。
ごめんねとX,何も言わず抱きしめてくれたK。
そして、私達は、ずっと一緒だよと誓った。
UとKと初めて泊まりに来たのは、クリスマス直前。
イブも当日もバイトだからと、パーティーをした「冬至」。
ちょっとだけなら良いよねとK,一口で真っ赤になったU。
そして、私達は、ちっちゃな秘密を共有した。
そして、「立春」を過ぎ、「雨水」前。
Uは、小説家になりたいと、呟いて。
Xは、ダンサーになるのが夢、と語って。
Kは、プロのカメラマンかなー、と嘯いて。
そして、私達は、この日常の終わりを予感した。
でも、私達は、友達だった。
道が違っても、一緒だよ、とU。
みんなで、夢、叶えようよ、とX。
応援するから、応援してね、とK。
そうそう。大好きなXとKに、これ、とU。
あ、私も持ってきたんだ、とX。
なんだ、考えることは一緒なんだね、とK。
他にあげる人いないの?、と3人がハモって。
そして、私達は、3人で笑い転げて。
そして、私達は、ずっと一緒だよと誓った。
甘い、甘い、誓いを。
で、5本目。
一応、次が最後かなー。
という事で。今回も投げ銭で。
売り上げは、チョコ代にしますw
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