コースターを作ってみた。

 なんか、何か作りたい衝動に駆られて・・・。
 レザーカービングを入れたコースターを製作。
(たまたま、家にあったコースター用の皮を使用)

 そして、折角なので・・・無理やり競演w

 なかむら歌乃さんデザインの、マグカップ

 おや?
 何か・・・・。

 はい、コースターでした!
 いのうえあさのさん、bootnoonさん、お二人のアイコン画をお借りしています。

 まずは、いのうえさんバージョン。
 ひとさん達の部分の周り、背景部分を凹ませ、輪郭を強調した後で色づけ。
 色づけ、輪郭はまだ楽でしたが、表情が一番難しかった・・・。

 そして、bootnoonさんバージョン。
 基本工程は一緒。
 こっちは、チンチパンジーとバクのカラーリングと、立体的に見せる為の段差が結構難しく。。
 水彩と同じ要領で色を重ねていくんですが、皮が水気を吸い込むので、むらがムラムラ。

 こうやって見ると、色が(滝汗

 折角なので、製作過程もちょっとご紹介。

 まずは、アイコンの画像をサイズ調整してプリント。
 それを水でしっかり濡らしたコースターに乗せ、鉄筆でなぞって転写します。

 次に、専用のカッター(スーベルカッターと言います)でラインをなぞる様に切れ目を入れていきます。
 この切れ目を入れないと、綺麗に絵柄が入らないのです。

 次に、元画の表現している立体の重なり方を考えながら、スタンピングをしていきます。
 スタンピングとは、ハンマーで専用の刻印を濡らした皮に打ち込み、模様や凹凸をつけていくことです。
 チンチパンジーの服、毛の部分やバクとの重なるところ、ひとさんたちの手足の重なりは、皮の厚みの中で段差をつけ、立体感を表現します。

 そして、専用の染料で着色。
 色数は多くないので、ない色は混ぜて使うか、濃淡で表現するか・・・皮自体の色を活かすか、になります。
 bootnoonさんバージョンでは、一番薄い色が、チンチパンジーの帽子のボンボンとバクの下半身の白が入ってますので、そこを皮の地の色を使って、他は全体的に色を入れてます。(チンチパンジーの顔、耳は若干黄色と赤を薄めて塗って、背景部分も薄く塗りました)

 後は、しっかり乾燥させて、凹凸を微調整して、磨いて・・・完成です。
 なんか、やっぱり、物を作るのは、楽しい♪
 でも、もうちょっと、まめに、数こなさないと・・・腕上げないと!

 という事で。
 製作にあたり、イラストの使用をご快諾頂いた
  いのうえあさのさんbootnoonさん
 ありがとうございました♪

 そして、無理やり競演させてしまった、なかむら歌乃さん
 すいませんw

注)今回は、いのうえあさのさん、bootnoonさんに、非営利&noteでの写真
  アップに限定して、事前承諾を得てイラストを使用させて頂いています。

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