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ちょっと気分転換に♫オリジナルストーリーを書きたくなった😊

こんばんは♪

w-guideです😊

なんか、心が落ち着きません😅なんだろ?わかりません😅

こんな時は、オリジナルストーリーを書いて、気を紛らわせる😊

Instagramで一度書いたことがあるストーリーをリメイクします♫

お時間がある方、よかったら読んでください😊

w-guide story 『守護者』

あなたは、
心から護りたい人はいますか?



江戸時代が、終わりを告げようとしている中、
明治の風が吹こうとしていた。
西洋文化が入ってきて、侍も少しずつ姿を消していった。
そんな中皇居では、皇族の方を護るための家系が
存在した。
いつどんな時でも、命にかえて皇族をお護りする者たち。

ある日、守護の者たちが玉座に呼ばれた。
内容は、
「明治政府を良く思わない者たちが、反乱を起こそうとしている。その者たちより我らを護れ。」
守護の者たちは、ただその命に深く頭を下げる。

守護の者たちの中に一番の剣術を持つ若者が居た。
無口でどんな時も剣術の腕だけを磨いていた。
ある日の夕暮れ、一人剣を振るっている時に
女性より声をかけられた。
『いつも熱心ですね♪』
気品ある声は皇居の娘。
第三皇女である。
若者は深々と頭を下げた。
『それ以上強くなってどうするのですか?』
若者は少し間を空け、口を開く。
『お護りしたい方がいらっしゃるからです。』
皇女は微笑み、
『あなた方はいつも私たちを護ってくれています♪身体に気をつけて、あまり無理をなさらず。』
若者は再度頭を下げた。

夜。
皇居に奇襲があった。
周りは火で囲まれ、大勢の反勢力が攻めてきた。
守護の者たちは、弓、刀、銃で応戦する。
皇族は安全な所へ避難していた。

しかし、
建物内から声がする。
誰かいる。
守護の者数名が中に入る。その中に若者も居た。
声のする方へ向かうと、そこには第三皇女が、
瓦礫に足を挟まれ動けなくなっていた。
瓦礫をどけ、皇女を救出する。
すぐさま建物内から出ようとしたが、
若者は嫌な感じがして立ち止まる。
火の手が少ない方へ向かっていたが、
反勢力が大勢、前から攻めてきた。
守護の者は数名。数では勝ち目がないが、
戦うしか方法はない。
皇女を背に迎え撃つ。
若者も剣術を振るう。
一人、二人と敵を斬っていくが、
若者ともう一人、そして皇女の三人となってしまう。
火の手が迫る。
皇女が口を開く。
『私が足手まといですね。私は大丈夫です。二人は逃げてください。私が命絶えても、問題はありません。』
若者は驚き、大声で叫ぶ。
『あなたをお護りするためだけに、ずっと剣術を磨いてきました!あなただけを想い、私は強くなった!あなたを必ず護りします!』
その時だった。
突然天井が崩れ落ちた。
守護の者と反勢力が分散された。
好機と思い、複数の窓を割り、その一つから外に出る。
もう一人の守護の者は、反勢力を食い止めると言い残し、二人から離れた。
若者は皇女の手を引き、森の中を逃げるが、
皇女は足を負傷しているため、速く逃げることが出来ない。
そうこうしている内に、追っ手数名に追いつかれてしまう。
若者は戦った。
傷を負いながらでも皇女を護った。
もう少し、もう少しだ。
若者は一心に剣を振るう。

「ドンっ!」

その時だった。
静かな森の中に乾いた銃声の音が鳴り響いた。
銃弾は男の腕をかすめ、皇女の胸に当たる。
時が止まる。
『ぅわああ〜!!』
若者はすぐさま、銃を持つ者に小太刀を投げる。
すぐさま皇女を抱き寄せると、ゆっくり口を開く。
『不運ですね。あなたに、ここまで護ってもらったのに、このような形になってしまって。私を置いて、安全なところへ逃げてください。』
若者は歯を食いしばり、
『なりません!私はあなたを護るために生まれてきたようなもの!あなたを護れなかった私は、これから何のために生きていけばよいか!あなたを、死なせたくない!』
皇女は再度口を開く。
『良いのです。あなたには、ずっとずっと、今日まで護ってもらいました。明日からは、私があなたを見護ります。これからも、剣術の腕を磨き、
たくさんの人たちを護ってあげてください。これは、私からの心からの願いです。』

若者は悔しくて涙がとまらない。
悔しくて、悔しくて。
一番大切な人を護ることができなかった。
皇女は優しく微笑み、若者の頰に手をあて
『私、ずっとあなたを見ていましたよ。これからも見ています。すごく、上からになりますが、時々上を見上げて、手を振ってくださいね。』
優しく微笑み、頰にあてた手が、静かに地面に落ちる。
若者は皇女を強く強く抱きしめ、心に誓った。
もう誰も傷つけない。もう誰も失わない。と。

あなたに
大切な人はいますか?
心から護りたい人はいますか?
私には居ます。
その人は誰か、
一度考えてみてください。
最初に想った人は誰ですか?
その人が、あなたにとって一番大切な人です。

自分で作ったストーリーの中で一番好きな作品です。
悲しいストーリーではありますが、大切な人をテーマに作ったものです。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

以上!w-guideでした♫

あなたにも
良き導きがありますように。
それでは!

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