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★サンルーフは、要らなかったが、役立たずなわけじゃあない。

オプションでサンルーフを付けてみたが、現在は、ま、なくてもいいんじゃね、という感想に着地した。サンルーフという装置は、買う前の「想像のワナ」にはまる装置なんです。

屋根なしのコンバーチブル、カブリオレ、スパイダーもまた、「想像のワナ」にはまりやすい車種といえます。真夏と真冬は地獄。それでも走っているひとは、やせ我慢してるだけです(ゴメン、そういう生き方も嫌いじゃないけど)。

サンルーフ、最初の頃は、割と頻繁に使っていましたが、だんだんとその使用頻度は落ちていき、あるとき気がついたら、あまりに長く開けてなかったので、スイッチ押しても「ん、動かん!」となった。

機械というのは使わなければ壊れないかというと、それは逆で、日常的に使ってないと、かえって壊れるんです。

私のW124サンルーフは、ルーフ後方だけ少し上に開くチルト動作と、天井開きのダブルアクションなので、余計に機構が複雑になり、壊れやすくなるんだと思う。もちろん、それに気付いたら速直してるので、今は正常ですが。
この機構がうれしいのは、車内でタバコ吸うひとくらいなのかなー。

ただ誤解のないように言っておくと、あって困るもんじゃない。たとえば春秋の季節のいい頃、かつ自分の気分がいいとき開けると、「おー、いいじゃん!」とはなる。機会は少ないけど。

「ルーフが開いたら気持ちいいに違いない」という想像上の仮説から生まれた装置、それがサンルーフ。でも私、否定派ではありません。

クルマというモノは、宇宙における宇宙服。生存環境維持装置なので、基本閉ざされた空間を常に快適に保つ機能が最優先されます。なのでメーカーは、もはや半透明固定ルーフ主流に。やっぱ、そうなるよね。

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