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★現在、積算距離計は17万キロあたり。距離のまわったクルマは壊れやすいか。

本国ではタクシーの40万キロW124セダンはゴロゴロしてますから、17万キロは「どーだ乗ったろー!」と自慢できるほどでもありません。

クルマを5年くらいで乗り換えている方からすると、えー、17万キロ、そんなんすぐに壊れるわ、というイメージかもしれない。
が、そうじゃないんです。

ユーズド車を買って壊れやすいかは、距離じゃなくて「速攻整備車」かどうかです。要は、不具合を見つけたら速攻で部品を換え、対策を講じているか。つまり何十万キロ走っていようが、常に新車状態に保っていれば、その後も長く快適に楽しめます。

私のクルマは基本、すべてノーマルのままにしているので、外から見たらほぼ当時のままですが、中身はサイボーグのように純正だけど、別部品、別アッセンブリーという、別の新車状態です。

どこかが壊れたままで乗ってるのが、自分で許せないので。どんだけ距離が延びても、常にベストコンディションを保っています。それは走行距離より断然大切です。

私、昔のジャガーの兄弟車で完璧に美しいクルマを試乗させてもらったことあるんですけど、やわらか(すぎる)脚はまあいいとして、インパネのエア吹き出し口から、カランコロントトトトトという音がずっとしていて運転どころじゃない。なんでこんなん直さんのと残念に思ったことがある。

というわけで、私のW124ワゴンは常に最善コンディションで、今でも長野あたりまで遠出もします。

でも最近、W124を街で見かけることはだんだん減ってきた。まだ時折走ってますが確実に減ってます。

たぶんクルマ屋さんで今売っているW124にもう、いい玉は限りなく少なくなってるはず。30年前のクルマなのに距離が3万キロ、5万キロなんていうW124も売ってるけど、あやしすぎる、、、。

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