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★全幅1740mm、しかも左右サイドミラーの長さを極端に変えてあるから、狭い日本の道でも素晴らしく使いやすい。

現在は、多くのクルマが国土が広く道幅も広い米国で販売することを重視しているせいで、クルマの左右幅はほぼ2mと拡がりつつある。そこにサイドミラー幅が追加されるので、日本の狭い道のクルマ同士のすれ違いには苦労させられます。

しかしW124の全幅は「1740mm」で、これは実にありがたい。狭い日本の道でもほとんど気になりません。

かといって室内が狭いかといったら、ぜんぜんそんなことはなく、かなりゆったり室内空間は創られているから感覚的なギャップさえある感じ。
ミニの室内空間が、あれえ広い!、というのと同じです。

どんなクルマでも、左右のミラー形状は、微妙には変えてあることが多いようですが、W124のサイドミラー形状は、左右の幅が極端に違う。運転席側が長く、助手席側が短い。

私は左ハンドルのクルマを左側通行の日本で使っているので、結果的に、舗道側が長めで、対向車側が短くなます。

なので、狭い道で対向車とすれ違う時など安全が担保されますし、中央分離帯のない道路の中央寄り走行時も安心できます。これは左ハンドルにした結果論ですが、運転する人間にはありがたいんです。

運転席側のミラーは長くても自身の近くにあるので距離を把握しやく、擦ることは少ないですが、距離がある反対側のドアミラーの出っ張りは、感覚的に把握しにくい。そこで、離れている側を短くしたのは、これまたバウハウスされたデザインということなんじゃないかと。

ここまで、左右非対称長さの違うサイドミラーは、私は他のクルマでは見たことはないですね。

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