勝つことよりも、絶対に「負けない」ことを優先する
負けにつながってしまうこと
勝負事や勝負事以外でも、優劣を決めるために「勝ち負け」を基準とすることがあります。
基本的に勝ち負けがある時は「勝ち方」を考えて、それを実践することだと思います。
その方が気持ちも乗り、興奮するからです。
しかし、まず最初に考えるべきなのは「負けないこと」を優先する。自分の中で負けてないと思ってから、勝つ方法を見つけていく。
それでも遅くないと考えています。
「絶対にやらないこと」を決める
負けないためには、
「絶対にやらないこと」を決めるべきです。
感情に流されず「そのことは私の選択肢にはない」と断定してしまう。
世界的な投資家であるウォーレン・バフェットは自分が知らない、わからないことには投資しないと言われています。
彼のレベルで知らないことやわからないの基準がどの部分にあるのかは不明瞭ですが、投資家として徹底してことでもある「損をしない」という部分が基準となっているのだと思います。
そのため、絶対にやらないことを徹底する。
それが、自分の将来的な勝ちにつながってくるのです。
勝ちたいからと感情的になると、一気に負けにつながります。
それを第一に避ける。
それが重要なのです。
環境に騙されず、環境を作る
他に、自分というものを失ってしまう要因に「環境」があります。
良い環境を築くことができればいいですが、自分が何も知らずに周囲の環境に騙されてしまう。そうなると勝ちにはつながらず、負けになってしまうのです。
自分がいる場所を自分でコントロールすることが大切になってくる。
そのため、ゆっくりでもいいからひとつずつ出来事を分解していき、理解を深める。
負けない理解を深めることが大切になってくるのです。
最後に勝つ、または、相手の負けを誘う
負けないことに徹底することによって、やっと勝ちの道筋が見えてくるのです。
そうしてからでも遅くないですし、勝ちを手にいれるのは最後の最後でいいのです。
急いで手にする必要もないのです。
または、相手のミスを誘発できるよう「我慢強く」いることも大事になります。
テニスのラリーは我慢比べの要素があります。
スーパーショットを狙うのではなく、相手が返すのが難しいショットを打つ。
それによって、相手はミスをしてしまう。
そのような心理戦とメンタルの維持も負けないため。そして、最終的には勝つために必要になるのです。
最後に勝てるためにはどうすれば負けないのかを考えてみてください。