【No.1529】友達を選ぶ
こんにちは!前のめりの藤倉です。
東京はとってもいいお天気でした。空は青くて、散歩日和!こんな日は、散歩ではなく勉強するのもいいですよね。ご機嫌です。
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さてさて、早稲田大学文学部の2021年の過去問に出てきた漢文なんですけど、そこに友達を選ぶとき「自分より劣った人を友達にしちゃいけない」なんていう、なかなかパンチの効いた言葉があったんです。
内容はこんな感じ。
そもそも、人には得意なことや苦手なことがあって、それぞれ能力に違いがあるし、考え方や価値観も違いますよね。でも、一番大事なのは「どこを目指しているか」がブレていないこと。友達って、本来は一緒に切磋琢磨して成長していくための存在なんですよね。だから、自分よりちょっと頼りないなと感じる人とばかりつるむのは考えもの、って話です。
これって思った以上に大変なことだなって思うんです。もし相手が目指す方向がズレていたりすると、自分もその影響を知らず知らずのうちに受けちゃうことがあるんですよね。普段の行動や考え方が、気づいたらその人に染まっていた、なんてこと、意外とあると思いませんか?
もちろん、「どんな人でも受け入れるべき」っていう考え方も大事だし、それ自体は間違っていないけど、必ずしもそれだけが正解じゃない
っていうのがこの話の趣旨です。
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もともとの現代語訳は小難しそうな内容だったので、めちゃくちゃ超訳しましたが、ざっくり言うと、「自分が大事にしたいことや目指す未来に合う人たちと付き合うのがいいよね」っていうことです。「環境を選べ」ってやつです。
ぐさぐさ来ますね(笑)。
僕は自己啓発が趣味ですが、1000年近くも前の人が、現代の自己啓発書とほとんど同じようなことを言っているんですね。
■■今日のポイント■■
友達は慎重に選びましょう。
周りの人に無意識のうちに影響を受けること、意外と多い。
だからこそ、自分がどうありたいかを考えながら、
お付き合いを大事にしてみてください。
■■以上■■
ということで、今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、前のめりに邁進してまいります!