【No.1307】10億円あったら何に使う?
『紳竜の研究』という島田紳助さんの伝説的DVDを、ことあるごとに見直しています。
紳助さんが後輩芸人に、芸人論を講義しているのですが、芸人ではない人にもすんごい教材です。
最後のほうの言葉で、いつも印象に残っていることがあります。
紳助さんが後輩芸人に負けていることとして「夢の数」とおっしゃっています。
こんな内容です。
俺(紳助さん)はやりたいことを叶えてきた。
だから、夢の数は君たち(後輩芸人たち)に負けている。
夢や若さを、もし買えるなら、10億円で売ってもらいたい。
つまり、君たちは10億円分、持っとるんや。
10億円という額が適切かどうかは置いておいて、
少なくとも紳助さんにとっては10億円払ってでも、
やりたいことや叶えたい夢を"思いつく力"がほしいとおっしゃったのだと解釈しています。そういう若さがほしいのだと。
10億円の価値のある若さを持っている僕たちは、何に使うでしょうか?
まさか無駄遣いしていないでしょうか?
若さは、残念ながら何をしていなくても、刻一刻と減っていくんですね。
10億円の価値のある若さを持っておきながら、それを夢を叶えることに使わず、毎日を過ごしていないでしょう?
そんなことを聞かれていると、見直すたびにいつも思うのです。