【No.1560】もし過去に戻れるなら?
東京は雨です。久々の雨に、家にこもって色々と考え事をしていました。ご機嫌です。
昨日の自問自答にもつながる話ですが、時間があると、これって何でやってるんだっけ?と思う習慣がありますね。
ドラッカーの言葉にこんな言葉があります。
「まだ行っていなかったとして、かつ今知っていることを全て知っていたとして、今これを始めるかを問わなければならない」
この言葉、すごくないですか?
僕たちは、日々、色んなことをしています。仕事、家事、育児、趣味…。でも、それって本当に自分がやりたいこと?本当に価値があること?
ドラッカーの言葉は、そんな問いを突きつけてくるんです。
普段、何気なくやっていること、例えば、朝のコーヒーを飲む習慣、通勤中に聞く音楽、寝る前のスマホチェック…。これらも、もし過去に戻って「全部知った上で、またやる?」と聞かれたら、どうだろう?
もし、今の仕事を始める前に、仕事のやりがいや苦労、人間関係、全てを知っていたとして、それでも、その仕事を選ぶか?
もし、今やっている趣味を始める前に、その楽しさや大変さ、費やす時間やお金、全てを知っていたとして、それでも、その趣味を始めるか?
この問いに、即答できる人は、どれくらいいるでしょうか?
もしかしたら、「NO」と答える人もいるかもしれません。
ちなみに、「もし答えがノーであったならば、いかに愛着があろうとも廃棄の決断をしてください」とも書かれています。
もし「まだ行っていなかったとして、今これをまた始めるか?」
この問いを、たまには自分に問いかけてみること。
そうすることで、本当に大切なものが見えてくるかもしれません。
そして、もし「YES!」と胸を張って言えるなら、それは、あなたが本当に心から大切にしているもの、心からやりたいことなんだと思います。
ということで、今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、前のめりに邁進してまいります!
■■今日の教訓(ポイント)■■
「まだ行っていなかったとして、今これをまた始めるか?」
ノーならやめよう。代わりに何をするか考えよう
■■以上■■