【No.1559】自問自答しているか
東京は今日も快晴!さて、先日、パパ友4人で新年会をしてきました!子どもも妻もいない、男だけの時間!久しぶりに飲みすぎて、気がついたら終電はない…。といっても、みんな歩きで、宅飲みだったので、楽しく羽目を外しちゃいました(笑)。ご機嫌です。
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最初は近況報告とか、他愛もない話で盛り上がっていたんですが、お酒が進むにつれて、話がだんだん深い方向に…。どんな流れだったか全然覚えてないんですけど、僕がふと「もしかして、僕、父性がないのかも?」って言い出したんです。
そこから、まさかの「父性とは?母性とは?定義や違いは?」「父親が"母性"というが憚られるときに"父性"という言葉が使われるだけでは?」などと、議論がスタート(笑)。酔っ払いの勢いってすごいですよね。
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ちなみに、perplexityに母性と父性の違いを聞いてみたら以下の回答がありました。
母性と父性の違いは性別の差だけではありません。これらは役割や機能の違いを表す概念です。
## 母性と父性の特徴
### 母性
- 相手を包み込み、希望や要求を受け入れる存在[1]
- 安らぎと絶対的な安心感を与える[4]
- 寄り添い、安心を与え、泣き言に耳を傾ける[3]
- 横のつながりを支える働き[3]
### 父性
- 社会性、知識、ルールを与える存在[1]
- 社会的ルール、善悪、人生の在り方や生き方の理想、価値観を教える[4]
- 目標を与え、励まし、成長を求める[3]
- 縦のつながりを支える働き[3]
## 性別との関係
母性と父性は必ずしも生物学的な性別と一致するわけではありません[2][3]。
- 母性に優れた男性や父性に優れた女性も存在する[3]
- 同性同士のカップルでもこの役割分担が見られる[3]
- 性別よりも個人の能力や特性に依存する[3]
重要なのは、子どもの成長環境に母性と父性の両方が存在することです[3]。これらの役割は交代可能であり、必ずしも生物学的な親が担う必要はありません[3]。
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なるほど、飲み会の間にも調べてみるとよかったのですが、酔っ払って盛り上がっていたのでその余裕はありませんでした(笑)その場でこの回答を読み上げていたらもっと違う議論に発展したかもしれませんが、
とりあえず、パパ会のあの場では「母性・父性は性差であり、親心と一括りにしてしまったほうがわかりやすい」という結論に達しました。
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そしてそこから、みんなそれぞれ、自分の子どもとの関わり方を語り始めました。中学受験の話、高校受験の話、大学受験の話…。「うちの子は、将来どうなるんだろう?」と、ちょっと先の未来の話まで飛び出して。
「もし、子どもが初めて彼氏や彼女を連れてきたら、どうする?」なんて、よくある酒のツマミ話ですよね(笑)みんな想像しただけで、ソワソワしはじめました。そんななかでソワソワしない僕は、やっぱり父性というか親心というかがないのか?と考えてみたりして自問自答します。
さらに、そんな話の流れの中で、パパ友の一人が「父親って、子どもの成長を信じて、見守るのが役目なのかもな」って言ったんです。perplexityの定義による母性っぽい感じですね。また別のパパ友は、「いや、時には厳しく、道を示すのも必要だ」って、こちらは父性っぽい感じです。
みんな、それぞれの経験や価値観に基づいて意見を言ってくれるから、「じゃあ、僕はどうなんだろう?」って、自問自答が始まるんです。
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話題や内容、結論はともかく、酔っ払っているからこそ自分の思考のプロセスをみることができました。
人の意見を聞くことで、自分はどうなんだ?と自問自答をはじめます。
そこで、酒の勢いにまかせて「違う!」と自分の考えを発表すれば(笑)それに対して相手からフィードバックがあり、問答を通して考えを深めることができるし、
お酒も入っているから休憩しようと議論に加わらないように(笑)自分の考えを発表せずとも、「この人はこう言っているけれども自分も同じ/自分とは違うな」と、自分自身の考えを見つめ直す良い機会になります
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自分で本を読んでいてもそうですよね。「これはできてる」「これはできてない」と無意識に自問自答しているはずなのです。
できてない、知らなかったということについて、お、覚えようとかできるようになろうとか、そうやって読み進めているのだと思います。
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ちなみに、学習塾で伸びる子も、実は、勉強ができるかどうか以上に、自問自答できる力を持っているんじゃないかな、って思うのです。
「なぜ、この問題を間違えたんだろう?」「どうすれば、次は解けるようになるだろう?」
そういう自問自答を繰り返すうちに、自分で課題を見つけて、解決策を考える力が養われていく。そして、その自問自答が次々に"進化"していく生徒が、成績が伸び"続ける"生徒だと思っています。
もっといえば、正解していても、「これはできているけど、こっちはどうなんだ?」と、できていること、すでに知っていることでも、どの程度までできているかまで自問自答している生徒はやっぱりガンガン伸びていきます。
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今回の新年会で、お酒の力を借りて、自分自身と向き合う時間がありました。自問自答ということについても考えを深めることができまして。なにより楽しくて良い日でした。
■■今日の教訓(ポイント)■■
・「自問自答」を通して、自分の考えを深め、成長につなげよう。
・人の意見を聞きながら、自分はどうなのか?を考えることで、より良い選択ができる。
■■以上■■