【No.1396】子供を楽しませながらお年玉を半額にする方法


こんなゲームがあるとします。

・封筒を二つ用意します
・1つの封筒には、もう1つの封筒の倍のお金が入っていると伝えます
・あなたが封筒Aを選んで中をみたら、1万円が入っていました。
・つまり 封筒 B には2万円か5000円が入っていることになります。
・封筒を出した人が「一度だけ封筒を変えてもいいよ」といいます。

あなたは封筒を変えるでしょうか?

これ、お年玉や、何かのパーティーのお遊びで使えそうじゃないですか?(笑)

親や幹事は、あげてもいいかなという思う金額と、その半額を封筒に入れればよいのです。今回なら、1万円と5000円です。

相手が最初に1万円を選んでも、2万円を期待して封筒を変え、5000円を受け取ったなら、こちらは得します。

封筒を変えなかったとしても、もともとあげてもいいと思う金額なので損するわけではありません。

では逆に、封筒を選ぶ人の心理はどうでしょうか。

最初に1万円が入っていて、封筒を変えてもいいと言われると、きっと変えたくなるでしょう

1/2の確率で2万円になって得をして、1/2の確率で半額になりますがそれでも5000円もらえます。

最初にどちらの封筒を選んでいたとしても、自分が選んだ金額を知った後に封筒を変えてもいいよと言われれば、

「隣の芝は青」く見える心理により、もう一つの封筒を選びたくなりますね

面白いですね。
親戚が多い方は、次のお年玉でチャレンジください(笑)

これは単なるお遊びですが、人生でも、こういうことって常にありますよね。

日々の買い物から、恋人配偶者選び、就職転職など

1度選んだあとに、
自分が選んだものが、他の人と比べて、どの程度のものなのか知り
さらに、変えてもいいよと選択肢を与えられることがあります。

すると、あの時こうしていれば、という妄想に繋がる場合がありますね。

でも、仕事も恋人も、自分の本当の能力以上のものは、手に入らないです。

理論上2万円入っている可能性があろうとも、元締めが用意していなければ、手に入るはずがありません。

とすると、示唆に富むゲームだなと思ったのでした。

ということで、今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、頑張っていきましょう!

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