兄弟姉妹は同じ環境で育つわけじゃない
学習塾のお仕事として、保護者さんとお話していると
同じ親のもとで育って、兄弟(姉妹)でこんなに違うのはなぜだろうというようなことをよく聞きます。
僕自身もそう思っていましたが、今は兄弟(姉妹)で同じ親のもとで育っても同じ環境ではないと思っています。
同じ環境でないのだから、いろいろなことに違いが生まれてくるのも当然のように思います。
今日の気づき(2021/01/25)
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「兄弟が同じ親のもとで育つ」というのは、同じ考え方、同じ教育方針の親のもとで育ったということだと思いますが、
これまで2年間娘を育ててきて、僕自身、親として変わってきているとおもいます。
確かに、親としての価値観は大きな変わりはないかもしれません。どんな子に育ってもらいたいか、というような教育方針もそれほど変わっていないと思います。
けれど、親として【慣れて】きました
例えば我が家であれば、娘が熱性けいれんを数度起こしていますが、苦しそうな娘を見て心を乱されるものの、対処については慣れてきています
他にも、娘がもっと幼かった頃はいいオムツを使ったり、殺菌に気を使ったり、洗剤に気を使ったりしていましたが、
今はもうけっこう「適当」です。
第2子を育てることになった場合、良くも悪くも子育てに対して「適当」になるように思います
保育園に入れるか入れないかや、公園での遊び方、絵本の読み方、などなど、
全てにおいて、これまでは毎回初めてで手探り感があり、親として初心者でしたが
おそらく第2子を育てる頃にはそうではないでしょう
また、親も、親としてだけではなく、人として成長しているはずです。
職場や役職が変わることで、考え方が変わっているかもしれません。
子供からみても、第1子のほうが、両親(や祖父母)からお世話にかける時間を集中してもらえますが、
第2子は、生まれたころから、大人からの時間はどうしても分散されます。代わりに、兄・姉(第1子)がお世話してくれるかもしれません。
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同じ親のもとで育ったとはいえ、同じ環境では絶対にないし、大きな教育方針は同じでも微調整されているはずなのです。
生まれつきの性格の違いについては分からないけれども
少なくとも成長するにしたがって育つ性格は違うはずで、性格が違えば、どんなところに関心を持つかも変わってくる。
勉強に対する姿勢も変われば、学力も変わってくるでしょう。
我が家で第2子の予定があるわけではないので、
これまで親として不慣れな僕や妻に付き合って、元気に健康に育ってくれている娘に感謝するとともに、
その時の環境がどうであれ、全力で娘と向き合っていこうと思います。
■■今日の教訓(ポイント)■■
同じ親にうまれた兄弟であっても
育つ環境は全く違う
親にできることは
その時その時の全力で、子供と向き合うこと
■■以上■■
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