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もっとクリエイター同士の「わ」を。 クリエイターインタビュー(前編)
こんにちは。
VideoWorks事務局の藤田です。
皆さんは他のクリエイターさんが何を思いどのように仕事をしているか、気になったことはないでしょうか?
4月26日、5月6日の2日に分けてVideoWorksで活躍中のクリエイターさんに、サービス改善・開発を目的としたインタビューを実施しました。
noteへの掲載許可をいただきましたので、その内容を前編・後編に分けて一部ご紹介!今回は4月26日のインタビューです。
VideoWorksに求めることやコロナ禍でお仕事の状況がどのように変化したか、その他制作にまつわる課題、いま一番何を求めているかなどいろいろなお話を伺いましたので、ぜひ読んでみてください。
ご参加いただいたクリエイターの皆様
池野本さん
CG・アニメーター、エディター
小川さん
ディレクター、エディター
Kさん
CG・アニメーター、イラストレーター
横山さん
ディレクター、CG・アニメーター
弊社からは代表の柴田、ビジネス推進部・開発部部長の和田、広報の鈴木、コーディネーターの私 藤田が参加。
それぞれ簡単に自己紹介をして、弊社代表の柴田から上記4名の皆様にオンラインでインタビューさせていただきました。
周辺の変化
柴田:コロナ禍で変わったこと・困ったことはありますか?
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小川さん:関西在住で東京にはよく行っていたのですが、キックオフから対面ではなくオンラインで打ち合わせできるようになり、交通費や宿泊費がかからなくなったのは嬉しいですね。
困ったのは、以前はスタジオMAが基本だったので、ナレーターにその場でイントネーション、スピードなどの指示が難しくなった点です。これはどうすればより良くできるのか今もすごく考えています。
横山さん:私は案件の単価が全体的に以前の約7割になったと感じています。それまでは一人で作るのが好きだったのですが、7割経済の中で一人で続けていくのは危ない橋だと思い、営業・人事に回ることにしました。今は案件に合わせて色々な人とチームを組んで仕事をしています。
Kさん:それは私も感じていて、コロナで案件数は増えたのですが単価は下がりました。でも「じゃあクオリティも下げます」ということは自分にはできなくて、どうしても良いものを作りたいというジレンマが以前より強くなりました。皆さんも「クオリティ下がりますよ」なんてできないですよね?
小川さん:できないですね。
(一同:大きく頷く)
池野本さん:私はこのような状況になる以前から自宅で一人仕事だったので自分自身の仕事のやり方は特に変化はありません。ただ、横山さんも仰ったように全体的に単価が下がったり、撮影中止になり終わった継続案件もあり見通しが不安定になった点は困りました。
小川さん:個人的に関西の案件は単価が低くなる傾向にあると感じますが、VideoWorksで募集されている案件で低すぎると感じるものはそこまでなく、こんな状況でもオンラインで受注・制作できるので嬉しいです。
世の中の状況が大きく変わったことで、クリエイターの皆さまの仕事にもダイレクトに影響があったということですね。
VideoWorksに求めること
柴田:皆さんには普段からVideoWorksをよくご利用いただいていますが、「ここが良い!」と思うところや、もっとこんなところをサポートしてほしい、という点はありますか?
小川さん:VideoWorksは単価が低すぎるものがないところがすごく良いと思います。クリエイターが仕事を受注できるサービスはいくつかありますが、私はVideoWorksしか使っていません。
ただ、やはりここ1年で動画制作に慣れていないお客様が増えてきて、応募してみたら思ったより工数がかかってしまったことはありました。公募案件が増えた一方で、どういうお客様なのかをジャッジするのが難しい時もありますね。
横山さん:小川さんのお話は「まさに!」と私も感じます。もう少し予算取っていただかないとご要望をすべて叶えることは苦しいなと感じることは正直ありますね。
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Kさん:そういうことも含め、自分に向いていそうな案件はクリエイター側にも見えるようにコーディネートしてもらえると嬉しいなと思います。難しいかもしれませんが、運営でクッションを挟んで欲しいです。
参考動画をみて自分の実績に近いなと思い取りに行って、受注後の進行の中で先方の制作イメージが変わってしまったことも…。
小川さん:動画を作るのが初めてで色々教えてくださいと書かれているお客様が多い印象です。もちろん可能な限り対応させていただくのですが、「動画を作る」ことに対していただいている報酬内では対応できる範囲にも限界があるのは正直なところです。
Crevoさんから「動画制作の基本の流れ」を周知してもらうことで改善につながるかもしれないですね。
横山さん:顧客向けに「動画制作のイロハ」のような動画を作るのはどうでしょうか?
Kさん:ポップな感じでね。
池野本さん:いいですね!ポップな動画なら「そういうものか」と見てもらえそうです。
横山さん:Web動画が普及する前のように、「CM制作だから何百万円、制作期間は3ヶ月!」と、「動画は時間とお金をかけて作るもの」ではなくなってきました。でも、僕らがやることは変わっていないので、バランスを取るところをぜひサポートしていただきたいです。
「動画」が普及しているからこその課題に対し、私達も効果的なサポートに取り組んでいきたいと思います。
クリエイター同士のつながりの重要性
柴田:制作以外で困っていることやCrevoにこういうことをやってもらえると嬉しいということはありますか?
池野本さん:インプットのためにセミナーに行っていたのですがセミナー自体ほぼなくなってしまい、もともといつも一人で作業しているので他のクリエイターさんと繋がりを持てる場がなくなってしまいました。新しいことを勉強しようとしても仲間ができずモチベーションが上げにくいので、Crevoさんでクリエイターの交流機会を提供してもらえると嬉しいです。
セミナーに関しては専門に特化した講座をやって欲しいと思っています。例えば3DならBlenderなど、仕事の選択肢が広がるようなツール・機材の使い方講座があると嬉しいですね。
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Kさん:私もクリエイター同士の繋がりがもっと欲しくて、クリエイターが集まるイベントもぜひ再開してほしいです!前回のイベントでは飲みすぎてあまり繋がりが持てなかったので(笑)。以前はよく案件終了後にCrevoの人たちと打ち上げに行ったりしていて、そこで皆さんの考えが聞けたり、そこからイベントにも声をかけていただいたりしていたのですが、コロナ禍で難しくなってしまって寂しいなと思っていました。
横山さん:私もVideoWorks登録クリエイター同士の繋がりはほしいですね。案件に合わせてチームを作っていますが、自分が信頼して依頼できる人となるといつも同じ人になってしまう。その方達も他のお仕事がありアサインできないこともあるので、VideoWorksに登録してよくお仕事されているクリエイター同士で仕事を依頼しあえるようになるといいと思います。
リアルで集まるイベントは自粛してきましたが、クリエイターさん同士繋がりが持てる場をなんとか工夫してご提供していきたいなと改めて感じました。
最後に
今回は約1時間半に渡るインタビューになりましたが、大変盛り上がって時間が足りないと感じました。掲載できませんでしたが他にも様々なご意見ご要望をいただき、今後のサービス改善・サービス開発の参考になりました。イベント開催も検討していきたいです。
ご参加いただいた4名の皆様、ありがとうございました!
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クリエイターインタビュー後編はこちら
おまけ
オフィスがある中目黒のグルメ情報をお届け。
今回は中目黒駅から徒歩1分の「季節料理 くら井」さんです。
落ち着いた雰囲気の店内でいただくお魚定食はホッとする味で染み渡ります。
シジミのお味噌汁がまた絶品でいつもおかわりしたくなります。
なんだか体調が悪い時、胃が疲れた時、心が疲れた時・・・
色々疲れた時にぜひ立ち寄ってみてください。
■煮魚定食
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