VideoWorks活躍クリエイターインタビュー Vol.1
こんにちは!VideoWorks事務局の梶谷です。
今回は、VideoWorksで大人気のクリエイターさんに、
動画制作で意識していること、フリーランスとして制作する上で大切なこと、VideoWorksへの要望など…本音で色々と語っていただきましたので、
その様子をご紹介させていただきます!
クリエイターなら誰しもがグッとくる言葉や、
読みながら思わず頷いてしまうようなメッセージがギュッと詰まっております。
フリーランスで動画制作を始めたての方は特に必見です!
1. プロフィール紹介
岡 太地(おか だいち)
映画監督・映像企画制作・武蔵野美術大学非常勤講師・
日本映画監督協会会員
1980年 京都府生まれ
大阪芸術大学映像学科・大学院修了後、フリーランスの映画監督、
ディレクター、脚本家として、映画・ドラマ・CM・PR映像など、幅広い動画制作に携わる。2014年より武蔵野美術大学映像学科非常勤講師として映画制作・動画制作を教える。
2. 制作において必要なことは「一歩踏み込むこと」
梶谷:岡さん、本日はよろしくおねがいします!
岡さん:よろしくおねがいします。
梶谷:
岡さんは、現在VideoWorks内外で、多くの企業案件の制作に携わられているかと思うのですが、元々は映画業界からスタートされているんですよね?
岡さん:
一番最初は、学生時代に映画を作るお金を得るために、アルバイトで企業の動画を作ったのがスタートですね。
今は、仕事の半分くらいがシナリオ制作を含む、ストーリーコンテンツで、
半分がVideoWorksで獲得するような、CM・ブランディング系の制作、
あとはちょっとしたコンサルティングのような企業の仕事もしています。
梶谷:
かなりマルチプレイヤーですよね。私達も、岡さんがアサインされるとホッとするというか、とても信頼しています。笑
これだけ全部できちゃうというのも強みだとは思うのですが、
岡さんご自身はどんなところがご自身の強みだと思われますか?
岡さん:
動画制作技術を切り売りするのではなく、心理的に相手の気持ちに寄り添いながら全力で制作する部分が評価されているのではないかと思います。
心理的に寄り添う、というのは、制作する上で同じ思考を持って制作するということなのですが、そのために勇気を出して踏み込んで、隠されている本心を引き出すことを意識しています。
梶谷:
なるほど、それってお客さんによってはちょっとびっくりされることってないですか?
岡さん:
最初はびっくりされるのですが、オーダーに対して、シンプルにこなすだけや、付加価値をいっぱいつけてあげるのではなく、
クリエイティブな部分を一緒になって考えるという姿勢があるからこそ選んでもらえているだろうと思います。
もちろん、ただズケズケ言うのではなく、しっかりとヒアリングして、しっかり理解した上で、踏み込むという感じですね。
梶谷:
なるほど、そういう意識がきっとリピートにも繋がっているんでしょうね。
VideoWorksの評価が満点なのにも納得がいきます!!
3. 会社に属さず、フリーランスとして動画制作する上で大切なこと
梶谷:
岡さんは、大学院卒業されてから、会社に所属せずそのままフリーランスで活躍されているので、先程おっしゃっていたような「踏み込んだ動画制作をしなさい。」と、誰かに学んだわけではないと思うのですが、
どのようにして身につけていかれたんですか?
岡さん:
それこそ、最初の方は、映画っぽいルックのものを売りにしていたのですが、ある深い付き合いを持っている企業さんと長期的に仕事をするようになって、「アイディア自体も任せます」と、言っていただけたのをきっかけに、プロフェッショナルとして信頼してもらったからには、淡々とこなすだけではなく、踏み込んで、何倍にもして返さないといけないと思い、トライした経験から今の考えが出来上がっていると思います。
梶谷:
苦楽をともにするクライアントさんとの経験があったからなんですね。
岡さん:
技術的なことはネットとかにもたくさん落ちているんですけど、学校とか会社とかってコミュニケーションを学ぶ場だと思うんですよね。
ただ、必ずしも学校や会社に所属する必要はなく、独学でも全然できることで、制作現場の経験から、学べると私は思います。
中でも現場では怖がらずに相手とコミュニケーションをとることが重要だと思います。
梶谷:
そうですよね。制作会社とかにいると、先輩の指示からある程度のことを学べますけど、フリーランスとかだと、失敗を恐れずに、色んなことをきちんと聞いて、経験値を増やすというのが重要ですよね。
岡さん:
はい、経験がないと、これ聞いていいのかな、というのが曖昧になりがちで、逆に事故になってしまうこともありますからね。
教えてくれる人がいない分、不明点は怖がらずにどんどん聞いたほうがよいですね。
梶谷:
「わからないことをわからないまま進めない。」これは、どんな仕事でも同じですね。
4. 今後VideoWorksへ求めること
梶谷:
ぶっちゃけ、VideoWorksご利用されてどうですかね?笑
岡さん:
マッチング後の規制が厳しいとかいうこともなく、不自由なくやってますよ。
梶谷:
良かったです。ありがとうございます!
今後VideoWorksに期待されることとか、ご要望とかありますか?
岡さん:
そうですね、企業案件が今ほとんどだと思うのですが、
映画業界とか、ストーリーものとかの仕事ももっと流入するといいなと思います。そういうジャンルに特化した営業が一人いれば、クリエイターの登録の幅も広がると思いますし、VideoWorksへの注目度も上がるのではないでしょうか。
梶谷:
おっしゃるとおり、ストーリーコンテンツの制作流入がまだまだ少ないので、今後広げていきたいですね。
岡さん:
あとは、まあ正直言うと、手数料が案件の金額によってはご相談できたらいいのにな、とも思いますね…!
梶谷:
なるほどですね。手数料仕組みに関しても、検討させていただきます!!
5. まとめ
岡さんとマッチングされた依頼主さんは、皆さん口を揃えて「とてもいい映像ができました!」とおっしゃるのですが、
その背景には、依頼主と真摯に向き合っていく姿勢と、多くの現場経験が活かされた制作方法が素晴らしい結果を結んでいるんだなと、強く思いました。
岡さん、貴重なお話、そしてご意見ありがとうございました!
今後もクリエイターインタビューは定期的にご紹介予定です。
ぜひ次回もお楽しみにお待ち下さい!
おまけ
今回のお話は、クリエイターさんのみならず、私たちVideoWorks事務局員も意識すべき要素だなと強く感じました。
ただただ、「動画制作した人、できる人を紹介します」ではなくて、
「効果のある・価値のある動画」を共に制作できるパートナーを、
クリエイターさんにも、依頼主さんにも、出会っていただけるよう、
コーディネートしていければと思いますので、
ご意見やご要望、質問等ございましたら、お気軽にコーディネーターまでお問い合わせください。今後ともよろしくお願いします!