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尽きない関係の築き方

↓の喧嘩について、

自分の思いを伝え、不機嫌になったことを謝罪し、無事仲直りすることができた。

今回は、
"『何をするか』の言い合いではなく、『なぜそうしたいか』という話し合いをする"
ということを彼と約束した。
彼との喧嘩から、対人関係において大切なことを、いつも学んでいる。
人として成長できるのが、ありがたい。
そして不思議なことに、彼とは、喧嘩するほど愛情が深まる気がする。
「喧嘩してよかった」
とすら思えるほどに。

これまでの人とは、喧嘩する度に愛情が減っている気がした。
「こんなこと言わなくても分かるでしょ」
「こんなこと言ったら幻滅されるかもしれない」
そうやって、目の前の問題から目を背けてしまっていた。いつか変わるでしょ、なんて楽観視していた。
でも、最初は小さかった問題も、どんどん積み重なる内に、無視できないほど大きくなる。
問題に直面するのが辛いから、並行して"いい人"を探すようになる。
問題解決を他で補填しようとする。
しかし遂には、限界を迎えて感情を爆発させてしまう。
「前から思ってたんだけどさあ!!💢」
というように。
やがて愛情は底をつき、見つけていた"いい人"の元に乗り換える。
それの繰り返し。

自分自身は何も学んでいないし、相手が変わることを期待したままだから、誰と付き合っても同じように辛くなる。
愛情が目減りするのを見ているだけのような恋愛。

でも、彼には『この人の代わりなんていない』と心から思った。
初めて、二人の間に起きる一つ一つの問題と向き合えた。
その中で学んだことがある。
それは、
二人の間に起きる問題は、それを問題と捉える私にこそ課題がある。
ということ。
人によって価値観も違えば、生まれ育った環境も違う。
つまり、「私が問題と思うことが、相手も問題と思うとは限らない」

だからこそ、
相手に自分の感じ方を素直に伝える。

基本は、自分の行動を改める方向で解決策を考える。

どうしても、相手に行動の変容を求める際は、『自分たちが気持ちよく過ごすためにお願いをする』というスタンスで、決して相手を否定したり自分が正しいと上から目線になったりしないような伝え方に留意する。


そして、何より
問題は小さい内に徹底的に潰す!!
これが一番大切だ。
仕事でも同じだが、問題は最初に起きた時に丁寧に対応すれば、小火ぐらいで済む。
それを放置して繰り返してしまうから、取り返しのつかない大問題に発展する。
相手からしても、小さい内に伝えられた方が受け入れやすい。
それに、「この人は何でも自分に開示してくれる」と安心感すら覚える。

互いに変わらないから問題も無くならない。
どちらかの愛情の供給を待つような恋愛は、底を尽けば終わってしまう。

でも、問題に当たる度に自分を改め、相手と変化し続ければ、常に新しい自分たちと出会うことができる。
そうすれば互いにマンネリもしないし、愛情も尽きることなく満たされる。
二人で愛情を注ぎ続ける。
これからも、そんな尽きない関係でいたい。

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