「安全性、信頼性、透明性」
職業柄、「安全性、信頼性、透明性」と言う言葉をよく耳にする。
データ経済、デジタル化社会において、「安全性、信頼性、透明性」はより重要性を増していく。
いやむしろ、これらはビジネスにおいて必須事項になり、対応できないビジネス主体は競争力を失っていく、と考えている。
データ経済、デジタル化社会(すなわちデータ主導の世の中)における、データ提供者(企業や消費者)からの目線にフォーカスすると、それぞれ以下のような意味と解釈できる。
・安全性:提供したデータが漏えいしない、不正に利用されない、プライバシーを侵害されない
・信頼性:安全性が、第三者によって担保されている(行政や監査法人のようなゲートキーパー、もしくはブロックチェーンにおける双方向監視)
・透明性:安全性、信頼性が担保されていることがデータ提供者に開示されている
先述の通り、データ主導の世の中になっていくと、「安全性、信頼性、透明性」はビジネスの必須対応項目になると僕は考えている。
この時、大企業はコストをかけて対応するだろう。ではコストをかけられない中小企業やベンチャー企業はどうするのか。
一つの手段は、データ及び「安全性、信頼性、透明性」(またはそれを実現する仕組み)を共有することだろう。
ここで考えなければいけないことは、組織を跨いだデータ及び「安全性、信頼性、透明性」の共有において、いかにガバナンスを効かせていくかという観点だ。
この横断的なガバナンスでは別の記事で考察をまとめることとする。我々世代が早急に検討しなければいけない課題は山積みだ。
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