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老化を20歳以上遅らせる方法①

車の扱い方と同じように身体を丁寧に扱うことで、老化のスピードを大幅に変えることができます。

私自身も本が好きで若いころからヨガや食生活について様々な情報を集めるのが好きで色々と本を読んでいました。

そのころは20代だったので「若さ」というよりも「健康」のために本を読んだりしていました。

10年ほど経った今、初対面の人に年齢を聞かれて答えると多くの人に「もっと若く見える」とか「見えない」とか20歳くらいの子に「同じくらいかと思った」とかかなり言われるようになりました。

実年齢と比べ老化がかなり遅れていることに気が付き、同年代と比べても、シワも白髪もなく効果が出てきたようです。

今回は私のヨガや生活での実体験から実年齢より20歳以上若く見られるようになる方法を書いていきます。

老化の3大要因

肌の老化ということでは太陽光が8割だそうなので一番の老化の原因は日光だそうですが、これはもうみんな知ってると思うので、みなさんが知らない情報を書いていきます。

日光以外でもっとも肉体の老化を早める3つのものはこれです。

  • 活性酸素(酸化)

  • 砂糖(糖化)

  • 睡眠不足

これらのものを出来るだけ減らすようにすることで、何もアンチエイジングなどをしてこなかった人たちに比べて、10歳、20歳と見た目年齢に差をつけることができます。

化粧水、美容液、乳液なんかは対症療法的であり、これらのものが綺麗にしてくれるのは表面です。

表面だけ綺麗に見繕うのではなく、肌を作っている腸を奇麗にすることで表面だけでなく、作られる細胞すべてが若い状態であればなにもしなくても十分若く見えます。

活性酸素を減らす小食

テレビや様々なメディアで取り上げられていて、もう改めて説明する必要はないかもしれませんが、活性酸素は老化の大きな原因です。

老化は「酸化」によって進みます。

多くの人の酸化の速度が早い原因は「食べすぎ」です。
一日三食は食べすぎです。

これを一日二食にするだけで、活性酸素の量が3分の2になります。

年齢よりも若く見える芸能人でGACKTさんがいますが、彼は26歳から24年間一日一食生活をしているそうです。

仏教では「一日一食は聖者の食事。一日二食は人間の食事。一日三食は動物の食事」という言葉があります。

中世の西洋では「一日一食は天使の生活。一日二食は人間の生活。一日三食は獣の生活」ということわざがありました。

あとこれは食事の量を減らしてくるとわかりますが、睡眠時間が減ってきます。

食べ物の消火には内臓が働いてくれているわけですが、内臓も筋肉なわけなので使えば使うだけ疲れるわけです。

睡眠で疲労を回復するために必要な時間は「一食三時間」といわれていて二食なら六時間、三食なら九時間です。

食事の回数を減らすもうひとつのメリットに「サーチュイン遺伝子」があります。

サーチュイン遺伝子は別名「長寿遺伝子」とも呼ばれ、活性酸素の除去、遺伝子の修復、テロメアの安定化(テロメアの長さ=寿命です)といった若返るメリットしかもたらさない遺伝子です。

サーチュイン遺伝子が活性化すると若返りが加速するわけですが、この遺伝子は食後12時間後~16時間後に最も活性化します。

なので一日三食を食べていたら、これが眠ったままということになります。

あとこの遺伝子は睡眠によって活性化します。睡眠不足で老化が加速するといわれますが、こんなところにも影響しています。

実際に一日二食にするなら朝食を抜いたほうがいいです。
前の日に20時に夕飯食べて、次の日の12時に昼食を食べる感じですね。

それまでは、食べ物をとらないので水を大量に飲みます。

活性酸素を増やさない呼吸法

食事以外で活性酸素を大量に作り出してしまう原因として「呼吸」があります。

人間の呼吸で取り込まれた酸素の2~3%が活性酸素になるわけですが、この呼吸の深さと回数が重要です。

人間の1分間の呼吸の回数は1分間に16回と言われています。

ヨガを実践していて呼吸が深くなってくるとこの回数が半分とか3分の1くらいになってきます。

私自身も計ってみたんですが6,7回くらいですね。

この回数が少なければ少ないほど酸素の消費量が少ないです。
これは脳が体全体の約25%の酸素を使用してして、脳が興奮しているほど使用量が多いためです。

同じように運動していない状態なのに脳がリラックスしているか興奮しているかで必要な酸素の量が変わってしまうんですね。

なので、いつも緊張したり、興奮したり心の状態が不安定な人ほど呼吸が浅く、回数が多くなります。

ヨガでは、この心の状態と呼吸の回数が比例するっていうことに気がつきました。

よって深呼吸することによってリラックスすると呼吸の数が減ってきます。

ヨガでは人間にとって理想的な呼吸のリズムを具体的に示されています。

私も毎日実践しているヨガの一番理想とされている呼吸法(スカプールヴァカ・プラーナヤーマ)を紹介します。

息を吸う  4秒

息を止める 16秒

息を吐く  8秒

これを1セットでやります。1回28秒ですね。なのでこの呼吸法だと1分に2回しか呼吸しないことになります。

ヨガ経典ではこれを80セット(40分)を一日 朝、昼、夕方、夜中の4回やりなさいって言われています。

まぁ現代は忙しくてそんな時間ないかもしれませんが、毎日40分は時間が取れなかったとしても、

テレビ見てるときとかにやるとか決めてコンスタントに毎日やり続けることによって、身体がこの呼吸のリズムを覚えてきます。

それで1か月、2ヶ月と時間がたって忘れたころに自分の呼吸の回数を数えてみると16回だったのが、14回になって身体が変わっていくわけですね。

これ実際にやってみるとわかりますが、最初はかなり苦しいです。

そういう時は無理をせずに4秒:16秒:8秒ではなく
1:4:2とかから始めたりして、2:8:4にして慣れたらだんだんと伸ばしていったら良いと思います。

この呼吸法には注意点があります。

この呼吸法は左右の鼻の穴で交互に行う必要があります。

片方の鼻ばっかりでやっていると偏りすぎてしまうからです。

右の鼻での呼吸は交感神経を刺激して左脳を刺激して言語能力、論理的思考力が上がります。

身体が健康になって活発になりますが、やりすぎるとイライラしやすくなったり炎症を起こしやすくなります。

左の鼻は副交感神経を刺激します。右脳が刺激され、空間能力、想像力が高まります。

リラックスしてきますが、偏りすぎると、身体がむくみやすくなり、冷え性になります。
怠け癖やひどいと鬱状態に近づきます。

指で息が反対の鼻から漏れないように注意してバランスよくやりましょう。

あとはこの呼吸法の若返り以外のメリットがあります。

心がリラックスする

欲望(性欲など)が非常に収まる

身体が熱くなり消化力が上がる

集中力が上がる

イライラ・不安といった感情から解放される

心が非常に落ち着いて、性欲なども落ち着くので禁欲している人にもおすすめですね。

有酸素運動は活性酸素を増やす

運動面では有酸素運動が老化を加速させます。

走ったり、泳いだり、スポーツしたりですね。
有酸素運動は健康に良いとされていますがアンチエイジングという視点で見るとではあまり良くないです。

もちろん活性酸素を出したくないからといって全く運動しないというのは肥満の原因だったり、脳にもよくないので軽負荷の運動はしたほうが良いです。

私が実践している運動というとヨガのアーサナだったり、立ち仕事をしたり、ウォーキングしたりです。

これに関しては素晴らしい記事があったので興味がある方はご覧ください。

活性酸素を還元してくれるビタミンC

これまで活性酸素をできるだけ出さないことに関して書いてきましたが、酸化の反対の効果をもたらしてくれるものがあります。

活性酸素を消してくれるサプリメントとしてビタミンCがあります。

酸化は原子レベルでいうと電子を奪われることです。
酸化した鉄が錆びるように、人の身体も老化=錆です。

皮を向いて切ったリンゴはすぐに茶色くなってしまいますが、これにレモン汁をかけると元のリンゴの色に戻ります。
これを還元といいます。

これを我々の身体の中で起こせば、酸化を遅らせることができるわけですね。

ビタミンCに関しては一日に1000mgとるのがおすすめです。
私はそれよりも多くとることもありますが、ビタミンCは余分な分は体から排出されるので健康にも全く影響がありません。

ビタミンCが多い食品は以下のものがあります。
また加熱すると壊れてしまうため全て生で摂取しなければなりません。
(PCでの閲覧用に書いたのでスマホだと見づらいかもしれません)

  • アセロラ(酸味種)     1700mg        1個                   6g

  • アセロラ(甘味種)       800mg   1個                   6g

  • ゆず(果皮)                  160mg        1個               100g

  • キウイフルーツ(黄肉)   140mg        1個                 80g

  • アセロラ 10%果汁飲料   120mg        コップ1杯   200g

  • キウイフルーツ(黄肉)     71mg        1個                 80g

  • 柿(甘柿)                           70mg        1個               150g

  • イチゴ                                  61mg        1個                 15g

野菜類(生)

  • 赤ピーマン                         170mg        1個                100g

  • ブロッコリー                     140mg        1個                 250g

  • かぶ(葉)                          82mg         1個                  80g

  • 青ピーマン                          76mg         1個                  30g

  • キャベツ(葉)                   41mg         1枚                  95g

といった具合ですが、アセロラ以外ではほぼ不可能です。

ビタミンCは水溶性で6時間ほどで体内からすべて排出されてしまうため貯めておくことができないからです。

効果を最大限に発揮するには6時間おきに取る必要があります。

なのでおすすめはサプリで摂ることです。
ドラッグストアなんかで売ってるディアナチュラとかのサプリは400円くらいで買えて2粒で1050mgのビタミンCが摂れます。

これを一日2,3回飲みます。6,8時間おきくらいに飲めばOKです。

目安としてはおしっこが黄色くなるくらい飲めばOKです。

ビタミンCの還元は肌にもかなり効果があってかなり白くなるので肌が白くなりたい人にもおすすめですね。

ちょっと長くなってきたので残りはまた次回に書きます。

老化を20歳以上遅らせる方法②|アルカド (note.com)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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