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禁欲の効果を上げる呼吸法②

全身の気道を浄化してくれるスカプールヴァカの効果について紹介していきましたが、今回その具体的なやりかたを書いていきます。

スカプールヴァカの効果

  • 気道が浄化される

  • 非常に深い呼吸になる

  • 深い呼吸によってイライラ、緊張などの状態がほとんどなくなる

  • 自律神経のバランスが整う

  • 若返り効果

  • 消化力が上がる

  • 集中力が上がる

スカプールヴァカのやり方

  1. 左鼻を指で押さえ右鼻のみで息を吸う

  2. 呼吸を止める(クンバカ)

  3. 右鼻を抑え左鼻から息を吐く

  4. 右鼻を抑え左鼻から息を吸う

  5. 呼吸を止める(クンバカ)

  6. 左鼻を指で押さえ右鼻のみで息を吐く

  7. 1に戻って繰り返し

これを吸う、止める、吐くで秒数を変えます。

吸うときは4秒

止めるときは16秒

吐くときは8秒

で行います。

最初この時間で呼吸するのがしんどい人は

4:16:8の割合でなくてもかまいません

その半分の2:8:4でも良いしそれもきつければ
2:4:4とかでも大丈夫です。

この呼吸法は必ず両鼻交互に行ってください。
ずっと右だけ、ずっと左だけでやっていると自律神経が狂います。

左右の気道

普通の人間には通常一日のうち右鼻ばかり使う時間帯左ばかりの時間帯、そして必ずどちらかの側に偏りがあります。

左が副交感神経で右が交感神経です。

右は言語能力にも関係があります。

なので右ばかりで呼吸してる人は行動的で、怒りやすくて、よくしゃべります(笑)

これも偏りが過ぎると落ち着きがなくてちょっとうっとおしいと思われないようにバランスが大事です。

逆に左ばかりで呼吸している人は落ち着いていて、体温は低めで、想像力があります。

これも行き過ぎるとやる気がなくなりすぎて鬱になったりするので気を付ける必要があります。

座法

座り方は蓮華座が良いです。結跏趺坐とかパドマ・アーサナって呼ばれるものですね。

やりかたは動画のように踵を反対の太ももの上に乗せます。

踵がお腹に深く刺されば刺さるほど効果が上がります。

この座り方が一番良いです。
理由は蓮華座によって足の気道が抑えられ足に気が漏れるのを防げます。

下に気が行くほど性格が悲惨になりやすいです。
身体の中で一番下のチャクラはムーラーダーラ・チャクラといって怒りや地獄と関係があります。

ただ普通の人は蓮華座を組める人が非常に少ないと思うので組めない人は別に片方の足だけ組む半跏趺坐でもそれも無理なら胡坐でもかまいません。

半跏趺坐

出典 https://zenzine.jp/calm/zazen/1619/

呼吸法の効果を高めるバンダ

呼吸法をやるうえでプラーナという概念を理解する必要があります。

プラーナ=気=生命エネルギーです

全身の気道を巡っている血液のようなものがプラーナです。

気は身体の場所によって名前が違います。

呼吸法にバンダを組み合わせることによって下側の気を上昇させ上側の気を下げることができます。

それによって3つの気が混ざりエネルギーが昇華されます。

ムーラ・バンダ

ムーラ・バンダは肛門を閉めプラーナが身体の下から漏れることを防ぎ、身体の下側にあるアパーナ気を上昇させます。

やり方は肛門を閉めるだけで、肛門を上に引き上げるような感覚で行います。

ウディヤーナ・バンダ

このバンダは腹部にあるサマーナ気を上に引き上げます。

やり方はお腹をべこんとへこませます。

呼吸を止めている間は一切緩めずに息を吐くタイミングで緩めます。

ジャーランダラ・バンダ

ジャーランダラ・バンダは喉を閉めて気が上に逃げることを防ぎます。

胸にあるプラーナ気を下に下げる効果があります。

これにより上昇したアパーナ、サマーナと下げられたプラーナが混ざり合います。

この三つバンダを息を止めている間同時に行います。

それによって呼吸を続けていくとまず下腹部がポカポカしてきます。

だんだん全身から汗が出てくるようになります。

日数が重なってくるとこれとは違う呼吸法をしたときにナーダ音といって実際に気道を流れるプラーナの音が本当に聞こえるようになってきます。

そのあたりまでいったらかなり気道の浄化が進んできたと思ったらいいですね。

その呼吸法はブラーマリーという名前の呼吸法ですが、こちらも書く機会があれば文章にします。

私自身の経験を書くとモテるのはもちろんですがこの呼吸法を毎日やっていると非常に顔というか全身が若くなります。

しかし、よく言われるのは顔ですね。もう30代ですが、高校生に間違われます。赤の他人から。性液にはアンチエイジングの効果のあるスペルミンという物質が血中の370倍という莫大な量が含まれています。

それらのエネルギーをくだらないことに漏らさず、しっかりと呼吸法によって昇華させ身体で循環させることで普通の男とは違う男に変わります。

女性は敏感にその違い、溢れ出るエネルギー、進化した優れた肉体に自然に惹かれます。良い女性ほどその違いに敏感に感じとります。

ただ、ここまで書いておいて性欲への捉われ、肉体への捉われはヨガでは非常にレベルの低い話なのでこのあたりにしておきます。

今回は前編後編に分けて筋トレとは違った禁欲で得たエネルギーの使い方について書いていきました。

モテることだけに使うのは非常にもったいないですが、モテて人生楽しみたいんだって人はもちろんそういったことにも非常に使える力なのでどちらにせよ頑張ってもらえたら良いかなと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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