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メンバーのさらです!🩷

こんにちは!VREDの石川紗蘭です!

私は東京で生まれて、5歳から11歳までをアメリカ・カリフォルニアの現地校で過ごし、11歳の時に本帰国をして日本の公立小学校に通ったあと、いまは東京の中学校に通っている15歳です!
いわゆるTCK(Third Culture Kids) と呼ばれる子供です:)
あんまり何を話したらいいかわからないので、自分についてと、VREDになんで入ったかについてお話します。

まず、TCKとはThird Culture Kidsの略であり、大人になるまでにおける大切な自己形成の時期を自身や両親の国籍とは異なる文化の中で経験した子供のことを意味します。
まあ、こう見てみると私はおもいっきりのTCKであることがわかりますね(笑)
私は、TCKであるということに加え、もともとの深く考えすぎてしまったり、敏感な性格のため、小さい頃から自分のアイデンティティやいわゆる”故郷”について悩むことが多かったです。

まだ小学校低学年のころ、日本に帰りたくてアメリカの広いおうちの洗面所で親にばれないように泣いていたのも、スピーカーから流れる音楽に声をかき消してもらいながら日本のおうちでやっと自分だけの広い部屋が出来たのに、わざわざ隅っこでアメリカに帰りたくて仕方なくて嗚咽するように泣いていたのも、昨日のことのようにはっきりと覚えています。

私は下に兄弟が二人いるのですが、2人とも幼い状態で渡米したため、アメリカで義務教育課程を経験した月日はとても浅く、現地の子供と携わる機会も少なかったため(日本語の幼稚園に通っていたり)、兄弟の中で英語を喋れたり、アメリカにいたころの記憶が鮮明なのは私だけです。(兄弟たちはおもいっきり出身どこ?何人?と聞かれると日本と答えるようです☺︎)私よりもはるかに幼い兄弟たちが自分のアイデンティティについて悩んだり苦しんだりしないのは姉として安心すると同時に、自分と同じ状況にいたのに、同じように悩みを分かち合えないのは少しさびしかったし、つらかったです。

まあそんな私がなんでVREDに入ったのかというところですが!!!

そもそも、私は日本に帰国して以来学校が死ぬほど嫌いでした。小5で帰国したため、一年とちょっとを私は公立小学校で過ごしたのですが、本当に本当に苦痛でしかなかったです。
カルチャーショックで苦しんだのはもちろんですが、自分の考えすぎな性格などもあり、早く中学校に行きたい、もしくはアメリカに帰りたい、とかしか考えてませんでした。
ではここで私の小学校の苦手だったポイントトップ2を紹介しましょう。

1つ目は、乱暴な言葉や行動でとにかくあふれた世界だったことです。小学生って、基本考える前に発言するからめちゃめちゃ鋭い言葉が飛んできます。男子の中のじゃれあいでの蹴りは当たり前、ふざけて中指出す、「バカ」「お前」が飛び交う空間...私が通っていたアメリカの学校は一瞬でも中指立てたり暴力ふるったらすぐ校長室行き!みたいな学校だったので最初日本に帰った時はまじか、と思いました。

2つ目!「私は何人問題」。これは私特有の悩みですが、まず転校したら「日本語で勉強とかできる?」って校長から聞かれてびっくり!教室に行くと、「英語喋ってよ」「日本語うま!」とか言われるんです。小学生ながらに自分はとても困惑しました。私はアメリカに行くと寿司おいしいよねとか言われて「日本人」だけど、故郷である日本に行くと明らかに日本人とは少し違う扱い。
どうしたらいいのーーーとなり、小学校時代はとにかく家に帰ったらお母さんに泣きつく生活をしていました。
そんな泣き虫小学生だった私は、2022年4月、晴れて受験をして中学校に入学します。
安心してくださいみなさん、これからはハッピーな話です:)
私が入った中学校は、TCKが4人に1人いる学校でした。休み時間に聞いたこともない言語が飛び交うのは当たり前でした。校風や雰囲気が私にはとても合い、やっと学校って楽しいかも、って思い始めます。そして中学校2年生になったころ、しおんが先輩(今の代表のまえちゃん)がつくったVREDの体験に行く、という話を聞き、私も行きたい!!と思わず前ちゃんにも会ったことなかったけど、話を聞きに行きました。そして晴れて私としおんはVRED加入!!!という感じです。

私は、中学校に入ってから、あえて小学校の時の記憶や、自分が悩んでいたアイデンティティについての気持ちに一気に蓋をしました。思い出したくなかったからです。自分はTCKって思って自分のことを複雑にしたくなかったのです。でもどこかで、そんな複雑な自分を受け止めてあげたいと思う自分がいたのだと思います。なぜなら、自分が一番理解して、認めてあげるしかないから。
VREDに入ることで、少しでも自分のことについて向き合えたり、自分と同じ状況の子のことを少しでも救うことが出来るのではないかと思ったのです。そんな理由でわたくしは個性豊かすぎるVREDのメンバーと一緒にVREDとして活動しています:)
と、少しいい話っぽくなったところでおわりにしようとおもいます!

これから、VREDを通しもっと多くの人を少しでも明るい気持ちにしたり、前を向く手助けをすることが出来たらいいなと思っています、よろしくお願いします!!


友達のギャグにツボり中の私です😊

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