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Snapchat の新機能って?AR試着は今後流行っていくのか?

皆さんこんにちは。VRC note編集長の八重樫です。
2022年4月29日に開催された「Snap Partner Summit」にて発表されたSnapchatの新機能が話題になっていますね。今回はアップデートでどんな機能ができたのかについてご紹介したいと思います。

■Snapchatとは?

簡単にご紹介すると、SnapchatとはAR機能を使って面白い写真が撮れ、ユーザー同士でコミュニケーションが取れる写真SNSアプリです。
10代~20代を中心に盛り上がっており、ユーザー数が全世界で6億人を越えたそうです。(日本ではまだ一部の若い人たちの間でしか使われていない印象ですが)
Snapchatの機能などについて知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

私も今回初めてDLして、試しに撮ってみました(笑)

■新機能はどんなもの?

新機能については、4月末に開かれたサミットの中で発表がありました。

いろいろな機能が新規リリースされたのですが、その中で気になったのはAR試着ができる機能を企業向けに公開したという内容。詳しくはこちらのサイトにも掲載されています。
https://ar.snap.com/shopping?lang=en-US

商品を3Dモデル化して、それをARで試着させる機能なのですが、早速PUMAが活用してサイト内でAR試着できるように開発を進めているみたいです。気に入ったスニーカーを購入前に履いた感じのイメージができるというのは面白いですし、購買促進になるのではないかと思います。
以前からPRADAやGUCCIが鞄などのSnapchat内のAR試着レンズを出していましたが、それがさらに発展して、Snapchatを使わなくても利用できるようになるので、アパレル企業としては使いたいところも多いのではないでしょうか。
ほかにも、全身を撮影してドレスなど服のAR試着もできるようになったらしいです。様々なAR試着ができるようになって話題になっていくと、参入していくアパレル企業も増え、AR試着して服を買うのが当たり前になっていくかもしれませんね。Snapchatで撮影してすぐに友達や家族など親しい人にその写真を送れるので、フィードバックももらいやすいですし、一連の流れがうまくできているなと思います。

GUCCIやPRADAのAR試着レンズを試してみたところ

■AR試着は今後流行っていくのか?

この取り組みでおもしろいなと思うのは、アパレル企業が主導してAR試着をやっているのではなく、エンタメ文脈で始まっていることです。それだけニーズもあるし、体験として話題になる面白さがあるということなのかなと思います。
VRCも手法は違いますがバーチャル試着に取り組んでいるので、こういうところから学ぶところは多いなと思いました。AR試着もアバターへのバーチャル試着も、まだまだ世間に定着するところまでいってませんが、手軽さと面白さの部分から取っ掛かりをつくって、どんどん広がっていってほしいと思います。
~過去の記事はこちらから~

Snapchatでは、さらにロンドンの街の建物に看板をAR表示させる取り組みも始めたらしいですし、さらに身近なアプリになることを狙っているのではと思います。皆さんもSnapchat試してみては?


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