リユース業界のビジネスモデル変換の時期にきている 株式会社SOUの2019年第2Q決算数値は仕入原価Upで利益率Down
元Jリーガー社長で超イケメン社長のリユース会社SOUの2019年第2Qの決算数値が出ました。
2018年第2Q
売上153億 原価109億 粗利44億 販売管理費32億 営業利益11.9億
2019年第2Q
売上189億 原価141億 粗利48億 販売管理費36億 営業利益11.5億
売上36億円増加しているのに営業利益は4000万円減少しています。
原価率が3.2パーセントも増加しているからですね
どのリユース会社も仕入に苦労しているとよく聞きます
SOUの原価率が74.6%になっているので、このままの事業構造を継続、原価率が上昇していくとあと数年で利益はトントンくらいのものになっていきそうな印象受けますね。あと2年で原価率80%とかなりそう・・・・。
リユース業界の売上対販管費率が20%前後ありそうなので、原価率80%で利益出ない構造・・・。
セカンドストリート(ゲオグループ)が福岡のおお蔵を買収したように、これから利益創出が厳しくなってきた会社は大手に買収されていくでしょうね。
SOUは買取店舗を63店舗保有しています、このまま店舗数を増やしていくのだろうか、固定資産は38.7億円 1店舗あたり6700百万円
負債は46.9億円から65.2億円と1年で18.3億円増加、よって自己資本比率が下がっています。借り入れ増やして実店舗を増やし、仕入を強化しても、仕入原価が上がれば何の意味もないのでどうやってここの構造を変革していくのか注目です。
リユース業界は多くの中小会社があるので、これからM&Aの嵐が吹くでしょう、逆に大手は規模の拡大を推進していくか道がなく、その大手もその次の道筋がないと厳しいな
メルカリの影響はじわじわとリユース業界の再編を促していくでしょう。
以上
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