実写VRの歩き方8(3脚の選択)
実写VRは、これまで述べてきたように、カメラの種類が色々とありそのカメラの大きさもマチマチ、ハンディなものから、固定設置しないと撮影がしにくいものなど。
三脚。
撮影に欠かせないものは従来のビデオ撮影やカメラ撮影と同じでまずは、三脚である。360度カメラは全周天=その世界すべてを映すので当然三脚も映ることになるので、眺めた時の映像への視点で気にはならないのであれば何もしないが、編集で消去したり、ぼかしたり(ブラー処理)して修正することが多い。又、水平を確認できる水平器もあった方が良い。(下記全天周写真の黄色い部分=三脚の足が少し映っているのがわかる)
VR実写と言っても、一般的なカメラ用の3脚でも問題ない。 カメラの重さや大きさとのバランスだけは注意をしたい。 材質もメタルもあればカーボンやアルミなどもあり価格も数千円~数万まで開きがある。数台違った形のものを所持しているが、 筆者はメインでは5000円程度の405mmから1240mmまで調整できるものを使用しているが十分使えている。↓
VR撮影用に開発された3脚もあり、有名なメーカーはマンフロット製。足元が小さくなって全周天撮影にできるだけ写り込まないよう考えられている。
1つ課題があるとすれば、カメラが重いと足が小さいので不安定になる。ハンディなカメラ向きといえる。
以下のようにAmazonでRICOHのVRカメラといっしょにどうぞとセールスのアドバイスが入るように、最適な三脚なのであろう。(2019.8)
気を付けたいのは細かい話しだが3脚とVRカメラを接続する部位のネジサイズだ。雲台をつけるときはそのネジサイズを確認することである。
ネジは3/8''(少し大きめ) と1/4''(よくみるサイズ)のサイズが一般的に使用されている。そのオスメスも要確認。 大きなサイズのカメラは当然3/8''の方が安定する。ちなみに、下のような変換ネジも販売されている。
カメラによってはより精度をますためにオートでキャリブレーション調整できる機能のついたものもある。カメラの内部のジャイロスコープを調整してくれる。これはカメラの水平を確かめるための設定で、ジャイロスコープがずれていると出来上がりの画像に悪影響を及ぼす。
三脚の最後に、筆者はとても手でもっていけないような場所では、歩行しながら実写撮影できる様に下のようなVRカメラを設置できる背負子(フレームパック)を自作し使用している。 これであれば、山でも海でもどこでも実写VR撮影できる、Googleの人に間違われることもある。 歩行での画像のブレはカメラのスタビライザー次第である。 興味のある方は、連絡いただければ販売可能である。
ハンディのVRカメラでは自撮り棒を利用できるだろう。撮影はスマホでの自撮りとほぼ同じで被写体に近づけて撮影できるのがいい。アーティストのライブを撮影する様子。
実写で使う三脚について説明したが、設置型の一番は安定させること。 手で持って撮影するとやはり多少のブレはやむえないが、最近のカメラはは強力なスタビライザー機能が備わりつつあるので大きな振幅振動がなければ綺麗にとれるであろう。
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