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実写VRの歩き方4(VRカメラ選択2)

さて、📷VR CAMERA選びとして全回では 比較的リーズナブナ予算で購入できる(私が所持できたので)VRカメラをご紹介したが、もっとグレードの高いものを!! という VR兵向けのものがある。といって前回紹介したものが劣るというわけでは決してない。 やりたいことに応じて選択をすればいいに決まっている。 

グレードの高い製品として、まず、insta360Pro,Pro2というもの。中国のメーカーのものである、といっても今やVR(AR,MR)のカメラの先駆的な企業は深圳に集まっているのが現実だ。

今年アメリカが通信機器のHUAWEIを米国から半ば締め出した事件があったが、中国はITの面で今や先進的な企業が沢山ある。

余談だか空撮などで使うドローンは中国のDJIという会社でシェアは世界もNo1ではないだろうか、ちなみに2位はフランスなのである。フランスでは農業の管理、広大な土地の穀物の管理にドローンを導入しているところが多くそのニーズの為にドローンのメーカーが出来ているという。

さて、insta360Pro2 をみてみよう。

これだ。

業務向け、プロフェッショナルに耐えられる解像度での撮影ができる。大きさは 私の背負子につけた写真↓をみてもらいたい。ちなみに、GoogleストリートVIEW撮影用のものはこれよりもずっと大きいが、見てわかるように、だいたい成人の頭半分ぐらいである。

(↓は私が鎌倉の街を歩き「あれはいったい~なんだあ」という声や、見上げる人目を浴びながら撮影した時のものです)

機能は前回のコンシュマー向けの機能はすべて包含していて、違いはレンズの多さである 球面赤道に並ぶように6個のレンズ、上部に、GPSアンテナと遠隔操作できるWi-Fi電波送受↓のアンテナを持っている。下の図は電波を飛ばす装置を別途接続でき視界の広いところでは300メートル離れてもこの球体である本体のリモートコントロールができるといううたい文句である。(しかしながらまだそこまで実験をしていない)なくても20メートルぐらい離れても問題はない。何よりもこのPro2の強みは、12Kでの撮影、8Kの3D360度撮影ができること、i-Leg撮影ができることにある。スタビライザーもとても強力で基本的にジンバルは不必要である。

7680 x 3840 @30fps HDR (8K 2D)                   7680 x 7680 @30fps (8K 3D) 7680 x 3840 


ところで このinstra360メーカーでは一般向けには、 insta360 one X というちょうどリコーのTHETAシリーズを意識したようなカメラも発売しており世界でとても人気を博し、インスタグラムには次から次へとリトルプラネット動画がUPされている。

insta360 one X の特徴は 写り込みやすい筐体の真下の棒を消す機能があることや、ブンブンと筐体を回して映す機能もあり、遊び感覚でVR撮影ができる。

さて、insta360 Pro2の対抗馬もある。 別のメーカーで、insta360よりも先に 世の中へプロ向きのカメラを投入している。↓

Kandao Obsidian カンダオオブシディアンというカメラだ。カッコいい名前だが、シリーズとして R と S があり、それぞれRは解像度の優位にたち Sは高品位のスピード撮影が優位にたつ、つまりfps=120fpsでも立体で撮影できるという。値段は上のinsta360pro2より少し高価だったやに思う。insta360Pro2は 全部揃えれば68万だが替えのバッテリーだのチャージャーだの揃えると80万ほどはみておいた方良い。

最近(2019年8月)この上位機種でTITANというモデルが発売された。 球体は同じでも、8X MFT センサー搭載!マイクロフォーサーズセンサーで既存の一体型VRカメラで使用できる一番大きな画像センサーを搭載。このセンサーにより、T画質、ダイナミックレンジ、暗い環境の表現、色深度は限界まで引き上げられ、ハイエンドのプロVR撮影作品のリアル感を出せると言うが、まだ出たばかりなので市場の評価をもみたいカメラである。 ちなみに188万円と高額で購入したいものだが自動車価格である。(笑)さらに、解像度もひきあげれている11K動画VRということであるが、これを再生できるハードウエアがあるのか?という課題もあろうか。

10560 x 5280 @30fps(11K 2D)
9600 x 9600 @30fps(10K 3D)

汎用的なHMD(head mounted display),VRゴーグルであるオキュラスやVIVEで対応できるのかという点、youtubeにUPできるのは現状は8Kまでなので今後のインフラ整備が進展していけば、素晴らしい効果を発揮できるカメラと言えよう。

次のnoteでは VRゴーグル・HMDについてをお話をしたいと思う。

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