レシートから見える台湾の購買ビッグデータ
台湾ではレシート自体に価値がある?
日本ではゴミ扱いされてしまうレシートですが、台湾のレシート事情は少し異なる点があります。それは台湾のレシートが宝くじになっているということです。それは台湾人にとっては当たり前で、台湾に詳しい方や住んだことがある方には有名なお話かもしれません。
レシートの宝くじ化は、元々は”売上把握”や”脱税”の課題があった台湾で台湾政府が始めた解決策でした。レシートに記載された番号を宝くじにすることで、消費者から店舗・事業社にレシート発行を要求させ、正しくレシート発行(売上管理)を実現させることでした。
レシートのビッグデータ化
そして2012以降、QRコード付きのレシート発行が始まったことはビッグデータ化としては大きな出来事になりました。これまで、目視でレシートの番号と当選番号を照らし合わせていましたが、QRコード付きのレシートでは、スマートフォンのアプリで読み込むだけで当選が分かる仕組みとなりました。何が大きな出来事であったかというと、アプリ上でデータが貯まることを意味しています。それはまさに購買ビッグデータとなりました。
購買分析レポート
そんな背景を元に、Vponでは台湾などの中華圏へ向けて輸出拡大を計画している事業者様に購買分析レポートをご提供しています。
1.分析期間
・2020年7〜9月
・2020年10月〜12月
・2021年1月〜3月
・2021年4月〜6月
2.小売カテゴリ
ドラッグストア、コンビニ、百貨店、スーパー量販店など
3.商品カテゴリ
家電、コスメ、アルコール、薬など