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YouTubeの広告を非表示にする【VPNを利用する2つの方法】

YouTube広告を非表示にする方法として有名なのが、Braveというブラウザを利用することです。

Braveを利用すると、YouTube広告をブロックできるだけでなく、YouTube以外の広告もブロックできるようになります。

Braveのメリットは、無料で使えることです。

しかし、そんなBraveにも以下のようなデメリットがあります。

  • YouTubeを見るときは必ずBraveを使う必要がある

  • Webサイトをうまく表示できないケースがある

  • 広告ブロックを検知されてYouTubeを見れないことがある

近年YouTubeはBraveなどの広告ブロックツールへの対処に力を入れているので、YouTube側がツールを使えないにしてしまう懸念があります。

そこで、別の手段として提案したいのがVPNの利用です。


【方法1】物価の安い国を経由してYouTubeプレミアムを契約する

YouTube広告を非表示にするための手段としてYouTubeプレミアムを契約する方法が挙げられます。

YouTubeプレミアムを契約すると、広告は非表示になるだけでなく、バックグラウンドで再生できたり、オフラインで再生できたり、YouTube Music Premiumを利用できたりするなどのメリットがあります。

一方で、YouTubeプレミアムの最大のデメリットは、料金が月額1,280円と高いことです。

そこで裏技的に使われているのが、物価の安い国を通じてYouTubeプレミアムを安く契約してしまう方法です。

YouTubeプレミアムは、国ごとの物価水準にあわせて価格を変えています。

VPNを利用して物価の安い国を経由すれば、その国の価格でYouTubeプレミアムを契約できてしまうのです。

ウクライナのVPNサーバーを経由すると、ウクライナの価格になる

YouTubeプレミアムの価格が安い国の代表例として、以下のような国が挙げられます。

  • ナイジェリア

  • トルコ

  • アルゼンチン

  • インド

  • フィリピン

  • ウクライナ

詳しくは、YouTubeプレミアムが安い国ランキングをご覧ください。

しかし、近年では日本のクレジットカードの決済ができないなど、人によってはこの方法を有効に利用できないケースもあることが確認されています。

【方法2】VPNを利用して広告配信されていない国からYouTubeを視聴する

VPNが自分の居場所を偽装できる特性を活かすことで、広告を非表示にする方法もあります。

YouTubeは収益化の対象としている市場と、そうでない市場があります。

収益化している市場についは、YouTubeの収益化対象市場に書かれています。

言い換えると、ここに掲載されている以外の市場だと、YouTubeを視聴しても広告が流れないのです。

たとえば、アルバニア、モルドバ、ミャンマーなどです。

そこでVPNを利用し、これらの市場を経由してYouTubeにアクセスします。

そうすると、YouTubeを見ていても広告が流れてきません。

主要VPNサービスの費用とサーバー保有の有無は、下表のとおりです。

アルバニアやモルドバであれば、すべてのVPNサービスが対応しているので、利用するのも便利です。

価格は最安値のPrivate Internet Accessだと月額$2.03(2024年8月26日のレートで300円以下)なので、YouTubeプレミアムを契約するよりも安価に広告を非表示にできます。

YouTubeを見る際に、常時VPN接続しなければならないのはデメリットですが、安価にできるソリューションではあります。

【まとめ】YouTubeの広告を非表示にする方法

VPNを利用してYouTube広告を非表示にする方法を解説しました。

方法1の「物価の安い国から契約する方法」は、よく知られた方法になっていますが、それだけにYouTube側が対応を進めている現状があります。

一方で方法2の「YouTubeの非収益化市場を経由して視聴する方法」は、まだあまり知られていない方法なので、試してみてはいかがでしょうか。

ここに挙げた方法も含めて、広告をブロックする方法を以下の記事で詳細に解説しているので、あわせてご覧ください。


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