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ワードプロセッサの階層化(アウトライン機能)で整理しながらメモをとる ― グラレコ楽描術

 Microsoft WordやGoogleドキュメント。基本的な使い方を知らない人が多すぎます。

スペースと改行で見た目を変えがち

 Microsoft WordやGoogleドキュメント。使っている人は多いと思います。
 しかし、見た目を整えるのに、スペースを入力する。改行を入れる。文字サイズを変更する。

階層化する機能を使う

スタイル/箇条書き/番号付きリスト/チェックリスト/インデント増/インデント減の機能を使ってません。

階層化する機能を使う(スタイル/箇条書き/番号付きリスト/チェックリスト/インデント)

階層化は要約の役に立つ

 会議録や打ち合わせメモ。講義録やノートテイキング。階層化してとることをおすすめします。何故ならば要約の訓練になるからです。
 抽象と具体を行き来する。分類の粒度を変える。全体を見渡す。詳細を把握する。対象の理解の解像度を高める。抜けもれなく検討する。相手を説得するための論理思考には欠かせないものです。

階層化による要約はグラレコにも役立つ

 グラフィックレコーディング、グラレコを教えています。
 どうやったら要約できるのか。初学者から結構される質問です。その答えがこの階層化による要約です。
 Microsoft WordやGoogleドキュメントの場合、模造紙にマーカーでかくのとはことなり推敲し放題。つまり訓練になるのです。
 練習のための練習はしない。打ち合わせや講演会などを聴きながら階層化メモをとる。これはおすすめです。

楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。