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響かせる文章とは

いまから4年ほど前、はてなブログでもまだ文章を書いていなかった頃に、既に消してしまった別のnoteアカウントで、ブログの前身となるようなものを書いている時期がありました。
幸い、パソコンのハードディスクの中に下書きファイルがいくつか残されており、今後のなにかのヒントにでもなればと思い、なんとなく読み返しておりました。

その頃は、仕事においてもなんとなく鬱積したものを抱える日々の中、自己啓発の一環で傾倒し始めたスピリチュアルな世界に、なにかの救いのようなものを求めていました。そんなことに触発されたことをきっかけに、以前からやってみたかったブログ運営を始めてみようと、当時勢いのあった「note」のプラットフォーム上で拙い文章を書き始めた時期でした。

下書きファイルに残された文章は、表現自体もまだこなれておらず、自分でも読んでいてなんだか気恥ずかしい感じがするような代物なのですが、そんな当時の私でも、その時持てるものを最大限駆使しながら、自分なりに一生懸命何かを創り出そうとしている痕跡が、随所に感じ取れるのです。
当時のファイルを眺めながら、ここに自分の創作の原点が凝縮されているかのような、時間を超えてそんな一端が垣間見えた気がしました。

あの頃を振り返っても、いまよりも自分自身と向き合う時間が圧倒的に多かったように思います。
2年間はてなブログで記事を書いてみて、その傾向を改めて分析して思ったのは、読者に響く記事というのは如何に自分の中にある”心実”という”まごころ”が表現できているか、に尽きると思います。

私自身が本当に心から感じたもの、それは他の人にとっても無条件に共感できるものだと思うのです。それは、自分自身とひたむきな対話を重ねた先に辿り着く、ひとつの「到達点」なのかもしれません。


前回のブログ記事のなかで、久しぶりに触れたホロスポープ。このとき既にいまに繋がる兆候が現れていたのかもしれません。

2024/9/27時点のホロスコープ

驚いたことに、本日時点のホロスコープにおいてアセンダント・太陽+水星・月、天王星・海王星・冥王星が、六芒星を基とした正二十面体が浮かび上がるアスペクトを形成していました。

ケプラーの多面体宇宙においては、正二十面体は内接球が金星の惑星軌道、外接球が地球の惑星軌道を表しています。ホロスコープには決して現れてこない自分自身としての地球と、その内に秘めるのは愛や感情を象意とする金星。感情をはじめとした自分の中にある大切なものを、いま一度改めて見直す時期がきているのかもしれません。

これまでのブログの中で、占いを通して自分の内から生まれてきた”ことば”たち。冒頭で述べた前身noteと同じように、この中にも今後の未来に繋がる大切なものが眠っているかもしれません。

漫然と続けていても、そこから新たな気付きを得るのはなかなか難しいもの。人の心にまで響くほどの共振というのは、自分の中で熟成と精錬を経てこそ生まれてくるのかもしれません。

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