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フランスで黒い下着が好まれる理由

勝手な想像ですが、フランスの女性は白い下着よりも黒いセクシーな下着を身に着けてるイメージってありませんか?

この理由を知るまでは単に好みの問題だと思っていました。

だけども
「こりゃ、確かに全部真っ黒にしたほうが無難だな
と納得しました。

なぜかというと........

白いものは洗濯するたびに
グレーになってしまうからです。

グレーというときれいですが
要するに使い古したかのような色に変色
してしまうのです。


多少色が変色しても気にしないとか
ひんぱんに新品を購入できれば
いいのかもしれません。

ですが
「白」は避けたい.....

*****

少なくとも、娘はフランスで生活するうちに
洗濯頻度の高い下着、靴下はすべて真っ黒のものを
身に着けるようになってしまいました。

「もうあきらめた!」らしい。

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原因はフランスの石灰水にある

フランスの水はカルシウム塩、マグネシウム塩が含まれた
硬水です。
それが原因で、色がたちまちくすんできてしまうようです。

一応、水道水は飲めます。
レストランなどでは
ミネラルウォーターか水道水
どちらにするか聞かれたりしますが
水道水に抵抗がない人は普通に飲んだりしています。

ティファールも真っ白の膜が

水道の蛇口から直接グラスに注いで
飲む分には気づかないからいいのですが
ティファールでお湯を沸かすと
目に見えて内部が真っ白になっていきます。
油断してると3日ぐらいで真っ白に!

これが、体内に溜まると........
考えるとちょっとこわい。
ま、ミネラルも含まれてるしいいのかな。

*****


そして
この白くなった被膜をどうやって落とすかというと
酢のようなものを入れて沸かしたり
専用の洗浄剤などで、白くザラザラした膜を
やっつけます。


洗濯対策

洗濯も、洗剤だけではなく
中和させる専用の液体を
洗剤と併用して使います。
この対策をしないと
洗濯機がすぐに壊れてしまうとか.....

そんなに長時間なにしてるの?
と思うほどフランスの洗濯機って
時間がかるんですよね......
ほんと謎

ちなみにドラム式です。

コスパを考えるなら黒

日本の場合、洗濯に使う種類はざっくり
洗剤・柔軟剤・ときどき漂白剤
ぐらいですが、フランスでは、中和させる
以外にも〇〇用だの白だの黒だの
よくわからん、種類がいろいろとありました。

洗剤にこだわれば、そこそこ
満足のいく仕上がりが期待できそうですが

そこまで投資できないよ!」

といった家庭では、石灰水に耐えられる頑丈な生地と
くすんでも多少はイケる黒っぽい色を選ぶなど
するのが一番コスパのいい方法だと思いました。

娘夫婦宅でも、主に3種類
洗剤、中和剤、柔軟剤
使っていましたが
洗い上がりの生地の具合が普段
日本で洗濯している風合いとは明らかに
違っていました。

たかが、「水」と思うかもですが
軟水か硬水かの違いだけで
生活様式そのものが変わってきてしまうんだなぁと....


文化の違いは、土壌の問題でも
あるんだと思った件でした。

*****

いつも最後まで読んでくださるみなさん
ありがとうございます。

ここ「note」では
ちょっとでもスッキリしたことや
疑問におもったこと
思った通り自由に
書いたりしています。



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