「ペペロンチーノ」という名の何もない日の素パスタ
食材がなーんもない..。というある日のこと。
「どうする?」
「どうするって?」
お互いがお互い作る気力もなければ、買い出しに行くもない。
そんな、相手の出方を探る我が家のあるあるパターン。
母と娘と猫の暮らしで、メンズっ気のない生活は THE夕飯!じゃなくても問題ないので、サラダだったりパンだったり、時には えー朝からそれ食べる?!ということも良くある。
何食べる?問題は、日曜日の夕暮れ時に多発する事例でもある。
「さぁ、何食べる?」と何度もほぼ空っぽの冷蔵庫を開けてひねり出す。
あっ、そうだ!買っておいたグルテンフリーフェットチーネがあった。でも具材がない→どうしよう→でもニンニクと鷹の爪ならあるね!
という流れで
「じゃあ、ペペロンチーノでも作るか」となった。
聞こえはいいけど、要は素パスタ。
攻防戦の結果、よっこらしょっと。とわたしが重い腰を上げて作ることに。
グルテンフリーのフェットチーネ2度目
前回食べてみて美味しかったので買い置きしといたグルテンフリーのフェットチーネ。今まで食べた生麺でこれはかなりイケてる✌
小エビがあったどー!出汁でて美味しいかな。
何もないときって、知恵を振り絞れるもんだと思う。
人間追い込まれるとあらゆる手段を駆使してできる力があるもんだ。
万が一、無人島に流れ着いても3日ぐらいは生き延びられる自信はある。
女手ひとつここまでリアルサバイバルだったしw
ここまで生き延びられたのも生命力と貧乏の知恵と神様の力があったからじゃないかと、その辺だけは謎に自信があるわたし
で、小エビはパリッパリになり香ばしく、食感のアクセントにもなってグレードが一段アップした。
茹で汁とオリーブオイルを高速でフライパンを回し乳化させ麺にトロリ〜ンと味を絡ませる。
ビジュアルは置いといて、香ばしさと、食感もまあまあの出来栄え。
若干、焦がしてしまったというアクシデントもあったけど、娘がひと口食べる。
お醤油を取ってきて、ちょいがけ。
私も真似してお醤油をたらーり。
うん、うん、イケる!美味しいじゃんね。
小エビだからなんか和の醤油も合うんだわね。
こうしてだいぶ変形したペペロンチーノという名ばかりの「素パスタ」をぺろりと平らげ、お互い自由時間を気ままに過ごすのであった。
・・・
へんてこりんな日常ですが、これがうちのリアルです笑
最後までありがとうございました('ω')ノ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?