「A.O.Pバター」を使用してる200円のパンオショコラの話
みなさま、こんにちは!
今朝は会社の近くにある「FUKUSHIMAYA」というスーパーマーケットで、パンオショコラを買って会社にINしました。
ここのパンオショコラが美味しい。
なんと
「A.O.P イズニーバター」が使用されています。
A・O・Pイズニ―バターパンオショコラ
かなり地味に表示されていますが、実はあの有名な「エシレ」バターと同じように認可を受けてるバターなのです。
なぜエシレバターが日本人にあんなに人気が出たのかわかりませんが、フランスのバターコーナーに行くと膨大な種類の中にうもれてエシレバターがあるぐらいで、取り立ててもてはやされているわけでもありません。
値段も200グラム程度のサイズで3€とか、他のバターと同じぐらいの価格で売っています。
A・O・Pバターなのに大きい声で宣伝していない
もっと堂々とウリにしていいのに!と思う反面、あまり人にバレたくない気持ちがとがいつも交差しています。
なぜなら、広まるとすぐ売れてしまうい食べられなくなってしまうかも。という心配があるからです。
このFUKUSHIMAYAさんのクロワッサンは特に宣伝してるわけでもなく、A.O.Pがなんなのかも表示しているわけではありません。
その欲のなさが逆にいいんですけどね。
ときどき、パン屋さんでも飲食店でもわざわざ書くレベル?と思うような表示の仕方も見るので「ちょっと~!」なんて思ったりするのに
その逆で 控えめな宣伝なのです。
A・O・Pバターとはなにか
手っ取り早く説明すると、品質保証と同じようなものです。とにかくいいってことです!笑
限定された土地で生産されたと証明されるブランドのようなもので原材料や伝統製法など厳しい基準にクリアしたものに限りるのです。
A・O・Pの認可を受けているバターは現在フランス全土で5か所しかありません。そんな称号つきのイズニ―バターが配合されたクロワッサンなのに、大げさに売ってないところがFUKUSHIMAYAさんのいいところでもあります。
FUKUSHIMAYAさんのパンオショコラで使ってるイズニ―バターはノルマンディー地方のイズニー(Isigny)という場所で作られています。
エシレバターもエシレ村で生産されてるバターです。
名前より、話題より、生産方法が重要
意外にみんな気にしていないのが生産方法やじゃないかと思っています。料理のなんちゃらかんちゃらや、フワフワとかしっとりとか、クリーミーだとかは伝えていても原材料とかどうやって生産されたかそれほど関心がないように思います。
私は生産までの過程もとっても気になります。それで話を聞いて興味が湧いて欲しくなってしまうようなタイプです。いってみればミーハーなところもある。
卵だって「ビタミンを強化!」というより鶏の飼育環境重視!
牧草だけを食べて育った牛から作られたグラスフェットバターなど、以前バターコーヒーが話題になった時に初めて、「牛って牧草だけ食べてるわけじゃないんだ」と思った人もいるかもしれませんね。
エクセルシオールのクロワッサンA.O.P
エクセルシオールのクロワッサンもA.O.Pのバターを使っていて香りがよくておいしいです!
産地は分かりませんが、フランスから生地のまま冷凍で輸入してお店では焼くだけ。というスタイルです。
お値段も220円で良心的なのに美味しい!私は休みの日にモーニングでクロワッサンとカプチーノのセット550円をときどき食べています。
強いて言うなら、エスプレッソが作る人によってクオリティの落差が激しいのが難点です。
上手な人がいない時は、ちょっとがっかりします。
そんなとき550円がすっごく高いものに感じます。
あのカプチーノに550円支払いたいのです!
・・・
そんな価値を考えるたりするのですが、値段ばっかり高くて美味しくないパン屋さんもたくさんあるので、値段と品物の価値をよく考えます。
自分の中で「この品質でこの価格」という価値の基準が定まってると、平均よりいいか、悪いか、まあまあ などなど 自然にジャッジできるので買い物するときも決断が早く済みます。
ということで、今日はこのクロワッサンは「安いのにとっても美味しいよ!」ということが言いたかったのです。満足度100%
ただ焼き立てじゃないとパリパリ感は失われていますが・・・
なのでなので、クロワッサンを買うときは是非とも食品表示を確認してみてくださいねー!ちなみにコンビニパンはほぼ100%マーガリンや植物油脂などが配合されています。
ではでは、今日はこの辺で!
いつもより早い更新でした。
最後までお付き合いありがとうございました('ω')ノ