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冬、サーキュレーターはどこに置いて、どう使う?《基本編1》

設置アドバイスを担当している tomoです。
夏にエアコンの効率アップのためにサーキュレーターを買われた方も多いと思いますが、実は冬に使うと夏以上の節電効果があります。効率的に使って節電に役立てたいですね。
サーキュレータ―の夏の使い方の記事はいくつか書いていますが、冬に絞ったものがあまりなかったので、「基本的な冬の使い方」についてご紹介したいと思います。
その中でも、今回は「広い部屋を早く部屋を暖める方法」をお話ししますね。



1.広い部屋を早く暖めるには、暖かい所から寒い所へ

サーキュレーターをエアコンに向けている方いらっしゃいませんか?
間違いではないのですが、私は、広めの部屋を早く暖めたい場合には別の方法をおすすめしています。

「10畳以上の部屋」「二間続きの部屋」の場合
↓↓↓
「サーキュレーターを暖気の溜まる場所に置いて、寒い場所に向けて送風する。」
絶対これが早いです。

2.我が家の例

高断熱ではない普通の木造住宅1階、16畳のリビング+6畳弱の独立型キッチン。暖房器具はエアコンと床暖房を使用。サーキュレーターは、6303DC-JP(~35畳対応)とVFANJR-JP(~10畳対応)を使用しています。

・6303DC-JPをエアコンの暖気の集まる場所*(オレンジ部分)に置きます。
・寒い場所(水色部分)の方向に送風します。人に風が当たると寒いので、少し上向きにして天井の✖印辺りをねらうとちょうど良い感じです。
・風量は99段階の1~3。(えっと思われるかもしれませんが、このくらいで充分効果があります。)

このようにすると、天井伝いに暖気が部屋の奥まで届くので、エアコンから離れた寒い場所が早く暖かくなります。サーキュレーターをつけ忘れていると、テーブル付近がなかなか暖まらないので、その寒さでサーキュレーターの付け忘れに気づきます。

*エアコンの送風口の向きによって、暖かい場所は変わってきますので、ご自宅の環境に合わせてサーキュレーターの置き場所は調整してください。

3.寒いキッチンには、暖かいリビングから暖気を送り込む

我が家のキッチンの入り口は、半間の間口で垂れ壁もあります。
この下がった壁が意外と曲者せっかく送風された暖気が下に落ちてしまい、戸を開けていてもキッチンがなかなか暖まりません。そのため下がった壁の下から無理やり暖気を送り込む必要があります。

そこで我が家では、キッチン入り口横にあるデスクの上に小型サーキュレーター(VFANJR-JP)を置いて、キッチンに向けて送風しています。
こうすると、エアコンの暖気が2台のサーキュレーターで連携されて早くキッチンまで届くのです。

暖房の無い部屋を暖める場合も同じなので、必ず下がった壁があるかどうか確認してください。壁がある場合は「壁の下から強制的に暖気を送り込む」これが早く暖めるためのポイントです。リビングのサーキュレーターだけでは、隣の部屋はなかなか暖まりません。

4.エアコン設定23℃から20.5℃へ

我が家は、床暖房も併用していますが、サーキュレーターを使用する前は、エアコンの設定23℃(朝方は25℃の時も)床暖房の設定9段階の6~7 でした。
サーキュレータ―使用後は、
エアコンの設定20℃、床暖房の設定9段階の1~2
ににすることができています。
光熱費は、なんと月に1万円近く安くなりました!!

5. エアコンに向けて送風するのと何が違う?

今回ご紹介した2の例も3の例も「暖かい所から寒い所へ送風」しました。
ではなぜ、ちまたでは「エアコンに向けて送風する」と言われれているのでしょうか?

それは、次の記事でご説明したいと思います。
是非、次も読んでいただけたら嬉しいです。

6.吹き抜けがある部屋での使い方

吹き抜けがある部屋での使い方については、別の記事でご紹介していますので、こちらをご覧ください。↓↓↓


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