エレクトリック・ライト・オーケストラ
今朝は、エレクトリック・ライト・オーケストラのアウト・オブ・ザ・ブルーを聴いてます。
子供の頃は主に聴いていたのがクラシックや
ビリー・ボーンや映画音楽やベンチャーズ。
その後、富田勲さんがシンセサイザーで
フォルストの「惑星」のレコードを買って登場初期のシンセサイザーにハマってました。
その後、ELOのアウト・オブ・ザ・ブルーのレコードを買って聴きまくていました。
この頃のELOはシンセサイザーとストリングスの融合というまさに自分にとってピッタっとはまるサウンド。
このアルバム発売時期に来日公演が行われ日本武道館にアルバムジャケットにある巨大宇宙船を吊るしてレーザー光線を飛ばしました。
今でこそレーザー光線なんて見慣れていますがおそらくコンサートの演出として使われてたのはこれが初めてなんじゃないでしょうか?
未来的でありながらクラシックでこのアルバムのどの曲も素晴らしく捨て曲が全く無くて
リーダーのJeff Lynneの才能は際立ってました。
その後はJeff Lynneは1986年にELOの活動を休止し、その後の30年間の大半はジョージ・ハリスンやTom Pettyのようなアーティストの作品のプロデュースに専念していたそうです。
ELOが2014年に復活し、貴重なコンサートとそれに続く37年ぶりの北米も含むツアーを行ってるそうです。
アウト・オブ・ザ・ブルーは1977年に発売されたアルバムですが完成度が物凄くて録音の方法や自然界の音(海の音など)をリミクスしていたり現代のオーディオ聴いても全く古さを感じないのは素晴らいですね。
最近発表される音楽はサラウンドや空間オーディオを意識した音の定位で録音されてるから音に広がりが出るのですが当時レコードで発表されていた作品がサラウンドで聴いても違和感無く馴染んでるのは驚きですね。
何トラックで録音していたんだろう?とそんな所に興味が向いてしまいます。
ともあれJeff LynneのそろプロジェクトとしてELOは復活して上質な作品を発表してくれるのは嬉しい事です。