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ピンキーとキラーズが短期間で消えた訳

自分の音楽の原体験は「ピンキーとキラーズ」と「ギングトーンズ」と「マンボ」です(笑)
1960年代、親父は金融(手形割)で少し潤っていたみたいで家具調のステレオを購入。
親父が、購入して置いてあったドーナツ盤(今人に解るかな?)がピンキーとキラーズの
「恋の季節」でした。
あの当時、テレビの歌番組に沢山出演したのですが気がつけばいつの間にか芸能界から消えてしまった。
当時は、情報量が少なく子供だった為芸能情報を調べるすべもなかった。
今朝、もしかしてApple musicにあるかなと思って検索したらヒットして何十年かぶりに
恋の季節を聴いています。
今聴いても新鮮!
ピンキー(今陽子)の声も素晴らしい。

でも何で短期間で消えてしまったのだろう?
調べたら意外な事が判りました。
ピンキーとキラーズは
1968年結成のボサノバグループ
ちょっと触りで驚いた、ボサノバ?そんな音楽だったか。
今陽子さんがソロでデビューしていたのですが泣かず飛ばすだった為、彼女を売り出す為に結成されたとの事。
今陽子さの身長はプロフィールによると
167cmで当時の、女性としては高身長。
当時、背の高い女の子は売れないというジンクスがあったらしい。
ファーストシングルの「恋の季節」が大ヒット。オリコンで17周連続1位。270万売り上げた。数々の新人賞を取り紅白にも出場。
映画にも出演と素晴らしいスタートを切ったわけです。
1969年は「涙の季節」が1位、「七色のしあわせ」が4位、「星空のロマンス」が10位という事なので一発屋というわけでは無かったみたいです。
1972年に今陽子さんがソロに転向して脱退。
実はグループ結成の時点で、「ピンキーが20歳になったら、その時ピンキーとキラーズが売れていても売れていなくても、今陽子はソロで活動させる」という話が決まっていたという。ただし本人にはこの話は知らされていなかった。このため「『私(陽子)がピンキーとキラーズを脱退になったのは、自分の努力が足りなかったせい』と思っていて近年まで知らなかったとか。
驚く話しですね。
そんな事情なので突然芸能界から
「ピンキーとキラーズ」は消えてしまったんですね。
最近ではYouTubeに画質の良い当時の動画が上がったます。
今陽子さんの歌は素晴らしいです。
彼女をなんとしても売りたかった事務所の気持ちも分かるけど複雑な気持ちになりますね。

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