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フジロックの宿事情

フジロックに行く際は基本的には泊りがけで行くのだが、その宿泊方法は様々である。
キャンプを楽しむ人もいれば、近くの民宿に泊まったり、キャンピングカーで来て駐車場エリアに宿泊する人もよく見る。
毎年行く度に、次はあの泊まり方もしてみたいな~なんて思ったりもするのだが、今回はそのフジロックの主な宿泊方法について書いてみようと思う。

その泊まり方は大きく分けて3種類である。


1.キャンプ


フジロックのライブエリアのすぐ横にあるキャンプエリアでは、文字通りキャンプをすることができる。会場から近いので、途中で荷物を置きに戻ったり、休憩しに行ったり、便利さではピカイチの選択である。

デメリットとしては、フジロックは朝の5時までステージがあるため、音がうるさくて眠れないということもあるようだ。比較的お財布には優しい選択でもあるので、基本的に朝まで遊びつつ疲れたら休憩する、という人にはちょうど良いだろう。

テントのレンタルサービスもあるので、キャンプ道具を持っていない人も利用できる。


2.苗場プリンスホテル


会場となる苗場スキー場の目の前にあるホテル。他の選択肢に比べるとやはり割高にはなるが、ホテルだけあって快適さは他の選択肢よりも群を抜いて優れている。

清潔さ・会場からの近さ的にもおそらく一番良いので、お金に余裕がある方はこの選択肢でも良いのではないだろうか。(私も一度はフジロック中にプリンスホテルに泊まってみたい、、、)

3.民宿

フジロックのオフィシャルプランでは会場近くの民宿に宿泊することもできる。会場からの近さに応じて値段が変わるのだが、基本的には【徒歩圏内】【会場からシャトルバス】【会場からシャトルバス+送迎車】の3パターンである。

実はフジロックで一番きついのが、最後のアーティストを見終わって帰る時のシャトルバス待ちの列であり、一日中歩いた足には長蛇の列がかなり響く。
民宿であればそこまで値段に大きな差はないので、フジロックの公式HPからまずは徒歩圏内の民宿を捜してみて、既に埋まっていれば次に近い宿を捜してみるという方法が良いだろう。

ただ、会場から近くても遠くても、民宿はお財布に優しく、かつ民宿のホストの方たちも温かく迎えてくれるので、個人的には一番好きな選択肢である。

番外編:宿無し

おすすめしたいようでしたくない宿泊方法が1つある。それは”宿を取らない”という選択肢である。

え、どういうこと??

と思われそうだが、そんなことも可能なのである。

実はフジロックは朝の5時まで会場のどこかしらでステージやイベントが行われており、一晩中起きて楽しむこともできる。

そのため、朝まで遊んで5時の始発のシャトルバスで帰れば、”宿無し”という方法も可能なのである。(ここについてはまた詳しく記事を書きたい。)

もちろん、朝までぶっ通しで遊ぶというのはかなり辛いので、会場から徒歩圏内の温泉に行って休んだり、どこかで場所を見つけて仮眠をとるという選択肢もあるだろう。
(中にはコインロッカー前の芝生や、屋内施設のトイレ前で寝ている猛者もいた。)

ここで寝てる人もいたよ…。絶対次の日体痛い、、
フジロック期間中は24時間営業している温泉(会場から徒歩15分ほど)

実は筆者は今年その宿無しという選択をとった。
それはそれで楽しかったが、体力的にはかなり辛かったので、「とにかく安く行きたい!!」「夕方から行って朝まで遊ぶ!」という人たちにだけ、この選択肢をおすすめする。

(それ以外の人はお金を貯めて、ちゃんと宿を取りましょう、、笑)

自分のお財布事情と、体力と、遊び方に合わせて宿を選べば、きっとフジロックをさらに楽しめるはず。



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