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晴れときどきワンペア

一昨日、会社の同僚とランチに行きました。

以下S氏と呼ぶことにします。

S氏は今ポーカーにハマっているらしく、ランチを食べながらその奥深さを滔々と自分に語ってくれました。


彼曰く、その面白さを一言で表すと

「数字によって戦略を練るゲームではあるが、最終的な勝敗を決する鍵となるのはいかに相手の感情を読めるかどうか」

ということらしいです。


そこで自分は思いました。

論理と感情の境界線って曖昧な物だなと。

感情は読むことができることがあるものである。

つまり、自分の中にある感情、それに紐つく日々の選択の中にも、論理で説明されて客観性を帯びてしまうものがあるということを改めて意識しました。


そして、さらに自分の中で一つの事実が導かれました。

「感情によって決めていたと思っていた選択が、実は仕組まれた論理に基づいた必然的な選択であるということも往々にしてあるだろう」


話はS氏との出会いにさかのぼります。

S氏は会社の同僚ではありますが、実は全く会社とは関係ないところで、間接的に自分のことを知ったS氏に話しかけられたことがきっかけで知り合いました。

その縁がまた複雑で、

自分の親父がたまたま入った飲み屋でS氏の上司と知り合い、
親父経由で自分の会社名がS氏の上司に伝わった結果、
S氏の上司経由でS氏にも自分の存在が伝わった

という流れです。

そして、僕とS氏は出会うことになりました。

普通に働いていたら、部署も全く違うので仲を深めることはなかったかもしれません。


S氏との出会いが仕組まれた出会いだとは到底思いません。

が、もしかしたら、本当にもしかしたらの話ですが、どこかの誰かが敷いた論理の上で自分たちが必然的に出会ったのではないか?

というロマンがもくもくと浮かんでくるのを防ぐことはできませんでした。


そして、固く心に誓いました。

これからも目を光らせながら、どこかに潜んでいるであろうディーラーを見つけ次第ひっ捕らえてやろうと。


そして問いただしましょう。ロイヤルストレートフラッシュの引き方を。


…ここまでで妄想は終わりです。

その後は、ポーカーの話だったり、仕事の話だったり、映画の話だったりと一頻り話して解散しました。

ちなみに、映画については自分の大好きな「007カジノロワイヤル」をおすすめしておきました。
最高におすすめです。主人公が渋いよ。

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ま、偶然でも必然かはわからないですが、S氏と楽しく食事が出来たので自分としてはディーラーに感謝をしたいところです。

見つけたら引っ捕らえるけどね。







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