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夏だろうが読書

 皆さんこんばんは〜、休日はいかがお過ごしでしたでしょうか。今週は読書をしてまして、感想文を書いてみたのでその紹介です。

 高校時代の友人とオンラインで通話をしていた際に文化について話したことがこの本を手に取るきっかけでした。

 お互い日本や海外諸国の文化について非常に関心を持っているという点では似通っていましたが、彼は文化というものを史実(事実)に基づいた客観的な分析を元に語るきらいがありました。

 その反面自分はその文化を文化たらしめている人間の気持ちへの共感・分析をしつつ文化を紐解いており、その差異はそのままお互いの性分の差異であることを示しており興味深く思ったのを覚えています。

 そんな彼がおすすめしてくれた本がこの『夜と霧』でした。

 この本は強制収容所に収容された人間の心理状況が、実際に収容された心理学者の手によって書かれているため、小説のような生々しさと理性的な観察が入り混じった体験記となっています。


 きっと自分の興味のありそうな視点で書かれた本をおすすめしてくれたんだろうな〜、そう思って早速amazonでポチり休日を使って読み進めてみました。

 ページ数は170ページ程度とさほど多くはなく、読書に慣れている人であれば3時間弱程度で読了することが出来そうな内容です。

 しかし、その内容の割には自分に大きな衝撃を与えた本と考えて間違いはなさそうです。改めて変化の激しい時代における生き方を問い直させる一冊となりました。

 書いてあることは自分が常々から持っている信念にとても通ずるところがあったため、非常に共感しながら読み進めることができました。ただ自分の置かれた状況とは比にならないほどの凄惨な状況下で紡がれたその言葉達は、改めて自分に現実と戦っていくパワーをくれました。

 そんなわけで、読書感想文を書いてみました。
 気になる方は是非読んでみて下さい。

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